ベースになってるのは「雨の降る駅」(田村正和+大原麗子)
わかれるつもりとはいえ、うちにケータイ置いてっちゃまずかろうミポリン。
車窓からの夕日を見ようと座席取るのに1時間もかかったのに、後ろで待っている老夫婦に席を譲ってしまった佐藤浩市。
そもそも別れると言い出したのはどっちが先か。
わたし おかあさんにサンドバッグにされたのよ・・・それって虐待かな。
お母さんは私のことが好きだったから、けいすけに私がしたみたいに サンドバッグにしたんだって
・・・そうかなぁ
ミポリンが子供の頃百恵ちゃんの「白い約束」を歌っていて母親に「子供らしくない歌を歌うな」と頬をたたかれた、と言うせりふ。
「白い約束」かつて洗濯機のネーミングにそんなのがあったっけ(原曲参照)
端的にいうと「世界の車窓から」+ラジオドラマ。
ふたりのせりふのやり取りだけでほとんど構成されてる。FMラジオシアターのようだな。
旦那の転勤でアル中になりかけたこともあるとか、ミポリンの過去のことは台詞のみで想像してね、っていう感じ。
結構無理して細々と邪魔な描写を入れてるんだ。
鉄オタとか、(脚本の鎌田敏夫さんは鉄道マニア)ふたりの食事中によそのおばちゃんがなんでひとりでいるか説明しだす。
おばちゃんとか、わけありかどうか確かめようとするババアたちとか。ミポリンが遅れて乗ってきた理由は子供のプリントだとか。
「おまえは、私の気持ちなんか少しもわかってないんだ」と怒鳴るカーネルサンダースのようなじいさんとか
とうとう佐藤さんも中山さんも他の連れの詮索を始めたり。
どういうわけか子供の同級生の親が喜寿を迎えた母親と乗ってて後を追いかけてきたり←それがきっかけでふたりは別れる別れないの口論に。
動きの少ないドラマを2時間で見せようとすると、イラッとくる登場人物が必要なんかもしれん。
句の果てに啓介は勝手に列車を降りてしまい。
缶コーヒーを頬に当ててしゃがんだり、白い約束をボソボソ歌いながら歩きつかれるシーンが妙に哀しかった。昔はこういう手法よくやった。
結局ド寒い中ホームレスのように寝ている佐藤浩市を見つける。
ベタな展開なのに結局最後まで見てしまった。やっぱCM邪魔だよぶちこわしだよ。
夕日のシーンの直後にカツラのCMやらやっと逢えた二人の後にうるさい歌流すなんてありえない。(←あ、サンボマスターも陽水も嫌いじゃないんですよ。タイミングだ要は)
未練づくしのストーリーだったねぇ。
エエ、さっさと別れんか、などと思ってしまった自分は韓流も嫌いだし短気で情緒がないんだきっと。
※追記(3月21日)
ものすごいアクセスどうも。
突っ込みどころ満載だったけど出来るだけやんわり書いたつもり。
追記(3.26): 視聴率は時間帯で最低の9.3%。
○思わず笑ってしまった検索ワード(3月27日)
本当にたくさんのアクセスに感謝します。
同時に、こんな検索ワードでもたどり着くことを発見。
中山美穂 サンドバッグ
→確かに多用されていたフレーズだが、しずちゃんを連想させる。
不倫を乗り越えてボクサーになるようなストーリーならよかったね。
ミッドナイトエクスプレス
→う~ん・・・惜しいんだけど違う。
トワイライトエキスポ、トワイライトエキス +佐藤浩市
→佐藤浩市が博覧会に出演したり、ドリンク剤のCMに
出る姿を連想させる。
中山美保
→他人w
トワイライトエクスプレスの恋 + 変 しょうもない
→あくまでも個人の感想です
最後の駅はどこ?
→・・・忘れた・・・録画してないし・・・知恵袋で聞いて・・・
追記(2012.4.14)
佐藤浩市サンが東北芸術工科大文芸学科の客員教授になったそうですね。ココの学科長が山川健一サンだっての初めて知った。高校生の頃はよく読んだなぁ「鏡の中のガラスの船」「さよならの挨拶を」「コーナーの向こう側へ」「水晶の夜」
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