IKKO:りさ子さんとは、ヘアメイクやってる頃に「夜も一生けんめい。」ですか、逸見さんを昔やらしてもらってた時期があったんですよ。まだ私が20代の時ですかね
君島:IKKOさんはバラエティとかよく出てらっしゃるけど、りさ子ちゃんはテレビは
三浦:出てないです。テレビもすごい久しぶり。きょうは十和ちゃんとかに会うって聞いたんで、写真を持ってきたんですよ。一番最初に会った時の写真。
君島:見るの怖い。映る仕事してるとありがたいけど、今喋ってるこの映像の間に、若い頃のさ、キャンペーンガールの頃の写真とか差し込まれてんだよ。 今も。たぶん(笑)劇的ビフォーアフターをね。 こないだ50歳になったんで、50になったら、こっからの人生私何すればいいんだろって。
IKKO:わかる!短距離コースでここまでいけるんだったら、遠回りする必要ないんだなって。なるべくムダを省いて一抜けることが 50代から重要だなって思うの
君島:結構歳を重ねた人ってなんでせっかちになるのかなって思ってたら、自分がなってた(笑)終わりの時間、リミットが見えてきて
IKKO:ありますよね
君島:ね。だから無駄にしたくないの。悩んだりとか迷ったりする時間がもったいないと思ってきちゃった。まだりさ子ちゃんもうちょっと時間あるでしょ
三浦:いや。ひとつしか違わないから。
君島:そうだっけ?
IKKO:かわいいですね~
君島:やっぱり雑誌のモデルさんをずっとやってきたから
三浦:今はもう全然やってないんですけど。自分で選べるんで。いいペースですね。
IKKO:20代の頃、あんなにお綺麗で、華々しく画面に出てるけど悩みはあったんですか
三浦:その時はすごいストレスだった。いろんな人からいろんなこと言われて
IKKO:何言われたんですか?
三浦:細かいこといろいろ。とにかく。ダメ人間みたいな感じで言われてた。
IKKO:それは事務所が言うんですか?周りの友達?
三浦:ううん、仕事場で。
君島:ドラマとか出てたよね。一生懸命やったよね。
三浦:なくしたい過去で。ちょっとだけです。子供たちには知られたくない。
君島:りさ子ちゃんとは、お互いキャンペーンガールの期間が終わって、事務所で何気ない話をしてる時「ボーイフレンドがブラジルにいるんだ」って話を当時してたの(笑)「ブラジルで何してるの?」「たぶんサッカー。お手紙出しても時間かかるし、電話してもものすごい高くって、お母さんに怒られちゃったんだ」って話を してたの覚えてて、すごく印象的で。そのあと彼女が結婚ってなった時 「あ、あの時のブラジルの彼がキングカズだったのね」みたいな(笑)
三浦:ずっと付き合ってたわけではないですけど
君島:そんなことバラすんだ。言ってないのに
IKKO:けんかとかしないんですか?
三浦:昔はスゴイしたけど、今は全然しないですね。感謝の気持ちがすごく増えた。
IKKO:すごい素敵~
三浦:お互い「ありがとね」って言ってると、バランスが取れます。
IKKO:やっぱりね~。ずーっと一緒にいると、人間だから、なんでこんな人と一緒になったんだろう(笑)いつまでもずーっと家にいて、テレビに常に出てるようにもしてないし。イラッとすることないですか?
君島:うちは、どんだけ一緒にいるのってぐらい。会社も一緒だし一緒に住んでるし。 二人いてやっと一人前みたいな。足りないところだらけが補い合ってる感じだったので、でも仕事上では一つの製品を作るとき、立場が逆行してたり。私はとにかく追求して追求していく型だし、でも主人からすれば 「じゃ、お金に糸目つけない、何万円もするクリームを何人の人が買うの?」仕事上でのケンカはある。だから暗黙の了解で、家に帰って子供の前で、仕事の話は無しにしようって。でもどうしても家で書類見なきゃ、とか、 明日までに決めなきゃいけないってなると、絶対この話したら揉めるってわかってるから、学校行くまで我慢して、学校に行って、やおらします。 カズさんは試合や遠征、ずっと一緒にいるわけじゃないから
三浦:そうですね。距離があるからお互い思いやりとかが出てくる。 ただ、子供のことでイラッとくることがある。自分だけが悪者に。主人が何にも言わないんで。下が中2なんですよ。中2病。だからほんとに今もう大変で。それぞれが好きなことをやる。まとまらないですね。長男がすごい優しいんで。キーッとなっても「落ち着け!」主人も私がキーっとなってると「そんな大したことないから、落ち着け」たいしたことないのかなってだんだん思えてきて(笑)
君島:そこで「大したことあるじゃない!」って言ったら揉めるから 「たいしたことない」って思えるのがすごいよね。
君島:外は騒いでるけど、主人とも主人の家族とも顔を合わせて話ができるから外から見るよりは平和だったりして。でも一歩外に出たら、私は矢面になってないけど、主人の父が亡くなったのは主人が31の時。今思うと31歳ってすごい若いじゃないですか。その若さで あの荒波を経験したのかって思うとやっぱり可愛そうだったなと今思う。子供と、繭の中にいるみたいな感じだったから、荒波に直接当たることはなかった。どうなんですか?キングカズは
三浦:すごい神経質ですね。綺麗好きだし。だから子供たちより大変ですね。
君島:息子さんたちもそれを受け継いでる?
三浦:全然
IKKO;スポーツマンたちをケアしていくと、食べ物って
三浦:栄養士さんが食事管理をして下さるので、その点は全然。
君島:好きなものを好きなだけ食べさせてはいけないんだ
三浦:いけないし、自分がすごいコントロールしてるから。主人は体が高級車みたいで。メンテナンスが大変なんで。最初は振り回されて。そのうちお互い自分たちのことは自分でやろうになって
IKKO:私ホームドラマの中の、家族の声を耳にしてるだけで幸せな気分になっちゃって。
君島:一緒に住んでる人っていないんですか?
IKKO:17年、私の中でその人だけは「大事にしたい」って言ったんですね。17年間付き合ったんです。もう別れちゃった。ある時期「男は信用しちゃいけないな」って思ったんです。優しくなった時は別れるほうへ行っちゃうなって。あれだけうるさかった男が、急に優しくなったんですよ。1日電話しないだけで結構言われてたのに、気がついたらあたし1週間電話してなかったって、慌てて電話するじゃないですか。だけど昔みたいに怒らなくなった。「ラッキー、この人も大人になったんだな」思って。でもそのあとは別れでした。その時はちょっとショックでした。余りにもその人が理想だったんですよね。私のレベルが低いんだろうけどまた女度をあげて。
君島:ママがやってることあたしたちにも良さそう、一緒に食べ物に気をつけたりしてました。
IKKO:仕事と家庭の両立は大変
三浦:大変ですね。いい顔できなくなってんです。今の気分は。だから仕事はできない。うちの子はホントに手がかかって今はまだ目が離せない。
君島:思春期になってくると気持ちで寄り添うことがすごく大事なんだけど、そこが難しいんだよね。仕事させてもらってるけど、常に罪悪感はあります。自分の母親が専業主婦だったから、夕方6時には食事が出てた。でも自分はそれができない。7時とか7時半。それでも早い方。
IKKO:巣立ち、寂しいことないんですか?
君島:長女(宝塚)が「今日から寮生活なんです」って言った時、100も承知だったし巣立ちなんて思わなかったけど、サヨナラも言わないで歩いてった背中。自分にそんな感情が生まれるなんて思わなかったし。あ、この時なんだ。あの瞬間思うと涙出てきちゃう。
逆に親がどうとかあったら彼女がかわいそう。スポーツもそうだけど本人の力で戦っていかなくちゃいけないし。
三浦:早く巣立って欲しいです
美輪明宏:君子の交わり淡きこと水の如し(※水のようにあっさりと淡白。長続きする友情のたとえ。波瀾爆笑で言ってた)
IKKO時短カレー
じゃがいも人参玉ねぎにサラダオイルをかけ5分レンチン
フードプロセッサーで砕いてひき肉しめじえのきツナ缶にんにくキャベツなど加え
カレールー投入。隠し味にインスタントコーヒー。
5分~6分煮込んでできあがり。
お米にコンニャク米を混ぜ炊くことでカロリーは約半分に
クラマトトマトカクテル冠を使います。
IKKO特製ヘルシーかさ増しカレー