時代劇の殺陣のシーンで、この方がやらなくて誰がやるんだと思うほど存在感の強い。
歌い手は肉体労働ですからね。西郷隆盛やってるんで、体重も4~5キロ増やして。ちょんまげで人格変われるし。へんしん!
記憶の中できらめく1曲
ローリング・ストーンズ「Undercover Of The Night」
都会的な音楽をやってみたい、流行りの音楽を勉強しないといけないな、と思ってた頃。時代をうまく取り入れてると感動した。ナベプロとは契約状態の頃。自分からアプローチした。当時沢田研二さんとか山下久美子さんとかが、ちゃんとロックスピリッツを持っていながらメジャーもやってるのがすごいなと思ってた。
都会的な音楽をやってみたい、流行りの音楽を勉強しないといけないな、と思ってた頃。時代をうまく取り入れてると感動した。ナベプロとは契約状態の頃。自分からアプローチした。当時沢田研二さんとか山下久美子さんとかが、ちゃんとロックスピリッツを持っていながらメジャーもやってるのがすごいなと思ってた。
あ、デビューアルバムは肩パッドの男だ ←#あまちゃん
帯のコピーがオリンピックの道もあったけど生きるならよりドラマチックに(←水球は今で言うU-20)
「すかんぴんウォーク」はVHSだけ?DVDもブルーレイもないのかな。
ザ・ベストテン「モニカ」
ザ・ベストテン「モニカ」
「吉川さん、どうしましょうか」水のあるところではだいたい聞かれますよね。あれね、一応やりましょうよというアプローチではない「わかってますよ」期待にこたえて じゃ、行きましょうかって。自分から行くのはアホですよね。
ついこないだまで田んぼのあぜ道通って学校行ってた兄ちゃんが、きらびやかな世界に入るのは不思議だなあと。俺の思考がついていかなかったんですよ。
時間の流れが速すぎて。そんなに力が備わってないのに
持ちあげてもらっても見栄張るのも申し訳ないし、走りまわることで自分を安心させてた。今は逆にアイドルと呼ばれたいと思いますけどw
操り人形感というのがあるじゃないですか。父親に言われたんですよ「お前は東京に出て行って、テレビに出て猿回しのサルをやるのか」そんな。猿に失礼ですよね。
「なんだ、マリオネットになって何が面白いんだ」「いや、マリオネットにはならないよ」なんかね、からかうんですよ。それで余計むきになってたのかもしれない。
いまやどうでもいいことですよ。10代ですよ。18歳~20歳までですかね。僕がテレビでそういう風な状況だったのは。
●尾崎豊
デビューが一緒で同い年。仲がいいというより、巨大な何かシステムの中にポンと落とされた子供。彼も同じストレスがあったと思う。彼のほうが大人でしたね「吉川気をつけろ」
- 何を? いろいろ・・・
気をつけようぜ おうおうおう しかしお前の服装はどうなの、ってお互い言ってるみたいで。「それカッコイイと思って着てるの?」「お前こそ」「だいたいお前の音楽説教くさくねぇか」「お前こそチャラチャラ歌ってねぇか」
デビュー当時は作家さん付きっきりだったんですけど、徐々に俺の作品になっていって。やっぱり書けない時期なんかはどうしようかと思いました。詞を書こうとすると手が震えて。恐怖心みたいなので。うちに帰ろうと思っても駐車場までは帰るんですけど、帰ったら作曲作業の続きをしなきゃいけない。しめきりがあるでしょ。でもそれが強くしてくれるんじゃないですかね。
デモテープも完ぺきに作る。僕らは7割作って続きはディスカッションだったけど彼は完ぺき。「吉川、7割はデモテープじゃねぇよ。100%作らないと」
彼との出会いは刺激になったし大変お世話になりました。なかなか難しい。僕はバンドをやりたい。隣の芝生はきれいに見えるじゃないですか。
(ずっとひとりでやってきて)近しい仲間にあこがれた。でも経験したらひとりのほうがいいじゃないかって。
当時はね、ロックの世界の方が純粋に感じてた。清濁併せのむと言う言葉があるなら「濁」のほうが多い気がしてた。
芸能の世界は裏側がつながってて一緒なんですよ実は。それがわかった時にずいぶん楽になりました。
阿川 肩肘張っていてもしょうがないと
吉川 まだ張ってますけどねwこれ肩パッドって言われてますけど入ってないんですよ。みなさんあれですよ、攻撃ですよ。これ肩ですよ。カーディガン着てもリラックスできないw俺はリラックスしてもらおうと思ってカーディガン着てるんだけど
筋トレは公園で
うんてい難しいですよ。スタジオに30人大人がいらっしゃいますが、5人もできないと思います。ジムとかストイックなものは苦手。
歴史上の人物を演じる時は可能な限り調べる
お芝居をどう見せるとは考えず、どういう人だったのかと。西郷隆盛は格下で島流しに遭って雨ざらしのおりだけ。南国と言えど寒いですよ。それを耐えた。彼は大きなものを手に入れられた。すごい忍耐力。
いたしかたなく、多くの方を失う決断をしなければならない。最後の最後まで悩んだ方だが、決断したら変えないみたいですね。へそ曲げるところだけは(似てる)
時代劇とかヒーローものが好きで、現代劇には興味がない。ハードボイルドが好きでね。ハードボイルドは男が歌舞ける世界。歌舞いてナンボ。隣の兄ちゃんは嫌ですね。
今の日本でなすべきこと
次の世代に負の遺産ばかり押し付けるのは我慢ならない。こっぱみじんじゃねぇか。
今心に響く曲
デビッド・ボウイ「Where Are We Now?」
60になったら、魚好きなんですし屋やりたい。ひとまわりしたら60.