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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集

ボクらの時代 柔道男子日本代表 羽賀龍之介×大野将平×高藤直寿

大野:街で声掛けられる回数が増えた。耳がなんかすぐわかるみたい。「それって硬いんですか?いいんですか?」言われて自然と差し出してる自分もなんだか(笑)
高藤:行きづらくないですか?居酒屋とか
大野:声掛けられたりしてもらうのは全然ありがたいことだから
羽賀:面白かったのは、オリンピック終わったあと、宅急便屋さんが「お疲れ様です!」と言ってくれたことね、俺に(笑)「オリンピック見ました!お疲れ様です!メダル見してください!」見してあげて。「いいでしょ」みたいな(笑)
大野:個人タクシー2,3回乗ったんだけど、ワンメーターぐらいの距離だったから「いいよタダで」みたいな感じで乗っけてくれたりすげえ丁寧に運転したり
羽賀:俺ら雑だもんな
高藤:雑。スーツケース、バーンっと(トランクに)銅ぐらいだと(笑)
羽賀:将平とかは確実に気づかれてるから。俺とか知ってる人は知ってるけど、知らない人は確実に知らない。体デカイからなんかやってる人だと思って、ケータイとか多分調べてんだよね。ケータイ見て「あっ・・」みたいな。横の彼女とかも(笑)銅メダルあるあるだよね。電車とか乗れないでしょ
高藤:乗らないんだ
大野:タクシーでもsuica使えるんだ(笑)

 

■実は本調子じゃなかった?大野選手/極度の緊張 高藤選手
高藤:見てて「先輩、調子悪いな」と思って。オリンピックだから何かあるのかなと思って
大野:自分自身やってる時はわからないんだけど、見返して。大して動きが良くないと、でも投げれてる時があって。自分自身でオリンピックで圧倒的な差をつけれるというか、差があったからある程度できたかなっていうのがあったし。
高藤:怖いわ、今圧倒的ってのがぐわわっと(笑)
羽賀:顔怖くね?目ぇ見られたら怖いわ(笑)目で殺してるから最初に。
大野:でもホントに運で片付けたくない気持ちはあった。「これはしょうがないな」「運がなかった」という言葉で 終わらせたくなかった自分がいて。
高藤:あぁ確かに。俺運でもいいから優勝したかったわ(笑)日本人は金じゃないと柔道は注目されないというのがあって
大野:銅だと厳しいよね 
高藤:なんかキャラ出してかないと(笑)なんです?(笑)
大野:パンチ効いた人じゃないとなかなかピックアップされないよね。おかげさまで海外のメディアに「サムライ、Samurai」って「killer」って
高藤:「キラー」って嬉しいすか?
大野:同じ日に松本さんが「アサシン」とか
羽賀:同じ日かオリンピック
大野:それと同じようにニックネームつけてもらってありがたいけどね
高藤:松本さんがとりあえず一番‥

 

大野:先に女子ってやるじゃん。それでプレッシャーにはなんないけど、どっかで「先に負けてくれればいいのにな」と思った自分・・
羽賀・高藤:あぁ~あるある
大野:それに飲まれるじゃないけどね
羽賀:先に女子がポンポンポンっとメダル獲ってきて、何かプレッシャー感じる方。毎日飯くいながら、オリンピックの予選をテレビでやってんだよ。お風呂入ったりする時もそこにテレビ入ってる。別に全然見たくないんだよ。ジャパンハウス全部入ってんだ。もし俺だけメダル落とした場合、帰れないなぁって(笑)実際そうじゃん。女子でメダル取れなかった人とか。銅メダル全然満足してないけど、ほんとにメダルだけでもとっといて良かった。お前チョー緊張してたよね試合会場行く時
高藤:ダメっす。
羽賀:ベランダで20分ぐらいずーっと歩いてたもんね。音楽も聴かずに「やばいっすやばいっす」言いながら
大野:プレッシャー?
高藤:なんだろうあれ。思い出せないっすけど。

井上康生監督の言葉
負けた羽賀選手のそばに何も言わずいてくれた。
羽賀選手は3位決定戦とかなると「金メダルじゃなかったらなんでも一緒」とふてくされてた。誰からも話しかけられたくない雰囲気が収まったと判断したタイミングで、監督が話しかけてきた。
「俺はアテネで負けて、気持ち切り替えられなくて負けたことを 今でも一生後悔してる。だからお前には意地でもメダルとって欲しい」
俺半泣きだったんだよ。相当ふてくされてた。「でも井上先生シドニーで金メダル取ってんじゃん」(笑)ちょっと思っちゃって性格悪いな俺って(笑)

大野:俺合宿の時、常常「アテネ前の俺とお前は似てる」と。合宿の時に強い、負ける要素がない。そういう時に負けるんだと。実際俺は負けた、と言われて。じゃ実際俺が出たら負けるんじゃんという気持ちになって、余計なこと言わないでくれよと(笑)現地入ったら逆に何も言われなくなって。ほったらかし。
羽賀:意図なんだろうね井上先生の
大野:心配になった。

高藤直寿選手は元柔道選手の牧志津香と結婚(2014年)1児の父。
「子供、嫁、犬(の順)」です。柔道と家庭、どちらも人生。
羽賀龍之介選手は携帯を置いて温泉へ
大野将平選手は、今は一人でいたいのだそう。