ふたりは誕生日が一緒。(4月23日)
設楽統(73年生まれ)
UFO/ピンクレディー
朝早く起きてカブトムシ採り行くとか、興味なかったの。
採りに行く意味が分かんない(笑)
窓からピンクレディー入ってこないかなって思ってた記憶があるんだ。
寝るとき、そんなことある訳ないし、幼稚園とか低学年の頃だったけど
寝るまでに思った記憶がある。
外からの音楽を初めて認識して、その人への憧れを一番最初に思ったのが
ピンクレディーだったんじゃないかなって。
綺麗なおねえさんってイメージが多分。ませてるって感じで。
俺は、ケイさんだけ入ってくれればいいなって(笑)
入ってこない。寝ちゃうんだよすぐ(笑)
若い頃ネタ作る時も、ピンクレディーの曲みたいなネタを作ればいいんだと。
子供の頃思ったのは、つかみがすごいある。最初にぐわってきて、
最後ぶぅわぁって終わる。多大なる影響を受けたの(笑)
外国の家みたいだなと思って(笑)俺んちそんな文化ないし。
いい感じなると歌が入る。集まれば歌なの。
中学校はすごく華やかで。生徒会長で野球部主将だし。
修学旅行の班ぎめとかあるじゃん
「一緒になろうよ」とかすげえ言われるわけ。スゲエ嬉しかった。
バスの座り位置とか修学旅行の泊まる部屋とか
「統ちゃんって面白いね」って言われるのがすごい快感だった。
森山:ほんとに(ぼんち)おさむちゃんをやるの?(笑)
ちがうちがう。おれ、設楽統だからおさむちゃんで。おさむ師匠のやつをやるわけじゃない。
オールナイトフジの最終回、中学校ぐらいだったかな。最終回とんねるずが何曲か歌ってて、すごい楽しそうだった。多分テレビで仕事したら楽しいだろうなって最初に思ったきっかけ。なおかつ歌でもかっこよくて。俺の情報源はテレビ。走って帰って「夕やけニャンニャン」俺高校卒業する時、二人にお笑いやらない?って声かけてたの
それ記憶から消してたんだけど、後に言われて。俺なんか無理だろうな、やる人って全国で超面白い人が集まってきてテレビ出たりするんだろうなって1回諦めた。
※駅員のプロフ欄、好きなタレントに「東ちづる」って書いてた。西武池袋線小手指駅。
未来は僕等の手の中/THE BLUE HEARTS
俺の人生マジで考えなきゃいけない。一生このままなの?この先に何があるんだ、池袋しかない(笑)18、19でちょっと熱くなる
森山:設楽さんが熱くなる、俺ちょっと意外です。
レモンティー/シーナ&ロケッツ
半年で駅員をやめた。バイト生活の頃渡辺正行に「付き人やらないか」声をかけられた。ただ慕われてないの(笑)芸人仲間に日村さんを紹介してもらった。
日村さんがパチッとつけて「俺達これからすごいことになるから」って。俺そういうのすごい嫌いだったの。冷めてたから(笑)その頃の記憶を呼び覚ます曲。自分たちが行くぞ!って時に使いたかったの。日村さんは1個上だし、プライドも高い。
ショートコントは邪道だ、とボキャブラには出なかった。当時ボキャブラ出てなかったら芸人じゃないと。単独ライブはお客さんが満杯だったから変なプライドがあって。心の拠り所はコント。東北、東京、九州...あからさまに大阪は外して。
楽しい夜更し 大瀧詠一
後半 おぎやはぎとの出会い
epochTVsquare(BS日テレ放送) がターニングポイントに。
番組テーマソング。
例えばダウンタウンの浜田さんが大きな声でしゃべってた、あんな大きな声で言うんだ、とか内Pとかに呼んでもらったら全部をフルスイングで。なんか爪痕を残さなきゃ、と思ってスベったことが番組全体では面白いんだ。基本的なことなんだけど知らないんだ。誰かが喋ったことを笑えない自分、そんな奴がワイプで映らないなんて知らないから。いい意味で開き直れた。あそこが境。最初はネタでもカッコつけてた。カツラつけないとか、無駄な説明台詞入れないとか。今なんてバリバリやるんだけど(笑)
Life Goes on~like nonstop music /槇原敬之
40歳で「ノンストップ!」の司会に抜擢。その時のテーマソング。考え方が確かに変わってきてる。流れに身を任している。
ラストクリスマス/ワム!
クリスマスソングを11月ぐらいから車の中でかけ出すんだ。渋谷とか表参道を車で夜こういうのかけながら走る。スゲエ「東京だ」って思う(笑)東京でクルマ乗ってるってのが嬉しさもあるし。俺ほんと田舎もんだから、休みの度六本木ヒルズとか行くの好きなの(笑)
直太朗は話してて全部真正面に受け止めるひと。おもちゃの虫とか何回投げても何回も驚く。こんな純粋な人そういない。
深夜高速/フラワーカンパニーズ
※あれ、大久保さんと同じ。
こういう仕事はホントわかんないし、すがってたいと思うのはカッコ悪いから思いたくないけど恐怖はあるわけ。薄ガラスの上にいるような。恐怖に追いつかれないようにする。
STAND BY ME/ジョン・レノン
人生の最期に聴きたい曲。
森山直太朗(76年生まれ)
小学校4年ぐらいで。のっけからちょっと衝撃で。音楽の中でこういうことを歌ってるっていうのが大丈夫なのかなと。母はラブ&ピース、クリーンなイメージで。これを聞いたときドキドキした思い出があった。
「さくら」って歌(設楽:知ってるよ。ものすごく売れた)
僕の中ではすごくパンキッシュな歌。自分の中のメロディーラインでは
すごく影響を受けた。コード進行もメロディもシンプルで。
「ちょっと来いお前なんか歌え」って辛いじゃないですか。本物の人たちの前で。
絶対に避けて通りたい。トラウマでもあった。怖い。
SACRED LOVE/玉置浩二 動画
ガツンと頭を叩かれたような。衝撃的。放心。高校の時でした。安直な表現すると、玉置さんはスーパーマン。
友部正人/こわれてしまった一日 動画
この曲を聴いたときにパニックになって。
歌唱力、シンガーが音楽の概念だったものが、ライティングってとこに
機微を感じて。御徒町(凧)と出会えてターニングポイントになった
みんなドリカムとかなんだけど、自分の作った歌を歌いたいって。
「君色スイートピー」
「僕奏でてます、恋のメロディー」すげえダサい曲
長い坂の絵のフレーム 井上陽水
アルバムをよく聴いてました。
さくら(独唱)/森山直太朗
勝負曲。ギター持ってラジオ局まわり。
絶対大番狂わせをしてやるって、自分の中で思ってた。
ボブ・ディラン/Like A Roling Stone
ストックが無くなって出した「生きてることが辛いなら」放送規制になった。
その後紅白歌合戦で披露。
自分はある一つの自分なりのステージに到達したと思ったんだけど、
この歌を歌ったあと、ちょっと燃焼した感じになってしまって。
そしてイニエスタ/森山直太朗
2011年の震災後「お客さんが一人しか来なくてもライブをやろう」と思った。
Buffalo Springfield/Neil Young
原点に立ち返り歌う姿に勇気をもらった。救われた。
金色の空/森山直太朗
もがき続ける自分を受け入れようと思った。今の自分。
番組中に生歌披露。
今日の日はさようなら/森山良子
人生の最後には母の歌を。