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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

関ジャム さだまさしのスゴさって何? 親父の一番長い日 無縁坂 道化師のソネット

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バラエティなかなか出られない?
さだ:いや、呼ばれないだけですよ。
いやいやいや・・
さだ:出そうもないだけ、と思われてる
若旦那:さださんからOKが出ないって
さだ:いやっ騙されてるだけだよ

 

今回は若旦那が直電でオファー。「出ないと収まらないですよ」脅したんですね
さだ:すんごいやわらかな脅迫だった(笑)
杉本哲太:中2の時「関白宣言」聴いてた
さだ:意外に、ロック少年がさだまさしにつまづくケースが多いね

 

親父の一番長い日(79’)

古舘伊知郎が、松山千春とさだまさしを円楽・歌丸に例えていたのが懐かしい。
秦基博のマイベスト。

 

12分以上ある長い曲なんですけど、1曲の中に楽しい、笑える感情と
切なくなったり泣けたりする感情が一緒になってるのがすごい。
マイベストフレーズは「兄貴として」の1行。心揺さぶられる。
男同士だからわかるおやじの強がり、切なさ。
やさしい目線で見守った曲。12分33秒の映画を観るよう。

 

妹誕生~小学生時代~中学生時代~高校生時代~嫁入り挨拶~結婚式

 

妹の人生を兄目線で描いた全6番。
動画は10分少々。実際は12分33秒。
当時NHK-FMのリクエストアワーは、ほぼフルコーラスだったが
「コーセー化粧品歌謡ベスト10」(宮川泰)
「全国歌謡ベストテン」(高島忠夫)あたりは
カットして放送してた記憶がある。間違ってたらごめん。
うちの父が(当時44歳)
「なげぇな。1番と5番と6番があればいい。かぐや姫の”妹よ”みたいだ」と言ってた。

さだ:秦くんすごい、と思ったのは「これは親父の一番長い日ではなく、兄貴の一番長い日なんです」さすがだなと思いながら聞いてた。見透かされたと思った。こういう歌を書くから妹は嫁がないまんまなんだなと(笑)山本直純さんにね「25分の歌をかけ」と言われたの。先生、歌は3分とか5分だよ、と言ったら「それはお前がテレビ番組に騙されてんだ!歌に時間制限あるのおかしいだろ!」ちょうど半分の力しか僕になかった。お母さんが病院から何が見えたとかどうでもできるじゃん。なぜ行かなかったんだろ。そうすりゃ25分いけたのに。


無縁坂(75’)
森山良子お気に入り。
グレープ。都内に実在する坂が舞台。

悲しくてやるせない。
すごく若い時(23歳)にこの曲を書いているのが変な奴だなと(笑)

運がいいとか悪いとか 人は時々口にするけど
そういうことって確かにあると あなたを見ててそう思う

ひとりの女性の人生を、深く感じさせ想像させてくれる。
毎回泣かせてもらっちゃう。

さだ:高校時代に読んだ小説を冒頭2行に使ってるんですよ。このあと「坂の上には父の家があった」と続く。お父さんと別れて暮らしてる。そうかお母さん苦労してんだなと思うけど歌詞には「お母さん苦労した」なんて一言も書いてない。
若旦那:運がいい方かもしんない
さだ:めっちゃいいほうかも知れない。ところがね、これが音楽の凄さでね。メロディーがマイナーでしょ。バイオリンが鳴ったりする。なんか苦労したような気がするのね。こういうところが当時嫌われるきっかけになったの(笑)昔「隠れさだ」って言葉があったの。さだまさしのファンだってだけで「えぇ~?」って雰囲気あるじゃない?関ジャニ∞で村上って言いにくいじゃない(笑)


道化師のソネット(80’)
立川談春おすすめ
さだがお世話になってます。さだまさしに会うためにだけ落語家になった。
本当に下町ロケットに出てよかったです(笑)

あ~これこれ!!
中学生になる前初めて聴いて泣いたぞ。←興奮すると日本語がヤバイ原文ママ
これもだけど「天までとどけ」も好きなんだウウウ・・

談春:僕が好きなのは「せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になれるよ」「僕は道化師になろう」そこがさだまさしの好きな人にはたまらないんですよ。(コンサートは)トークが抱腹絶倒。歌が「愛」「命」「人生」「時間」を考える。このバランスが絶妙。お笑いを志す人や落語家さんが見に来て、終わったあと楽屋に来て「大変勉強になりました」って帰る歌手、日本にいると思います?さだまさし以外に。関ジャニのみなさん、盗むところはいっぱいあると思います。でも盗もうとするとめんどくさい。

さだ:実際ピエロの役を僕がやったんですよ。悩みながら。小学生の男の子が「ピエロ死んだろ?」言われて「いや、生きてる!」子供が走ってくピエロの背中に向かって主題歌って言われたの。「笑ってよ~」のフレーズはすぐ出てきましたね。前からあったように。その映画に入り込んでたから。あいつ(談春)、バカですからね(笑)

北の国からは倉本聰宅で30分で作らされた。
歌詞って言葉から腐るんですよ。10年後に歌えるかこれって
いつも思いながら作る。17文字の歌を作りたい。

蝉時雨 子は担送車に追いつけず 石橋秀野
(担送車=今で言うストレッチャー)