.net.amigoココログ跡地2007~

まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

専業主婦はダニなのか。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

6月1日読売新聞 人生案内「お前はダニ 家を出た妻」

 

お前は30年以上も毎日遊んで暮してきた
俺のダニみたいなもんだ 寄生虫

・・・そういった次の日から2か月以上、妻が家出して帰ってこない。

あったりまえじゃん。責任者出て来いよってやつだな。妻が寄生虫なら夫はうんこ・・・と茶化さなければやってらんないほどひどいなこいつは。うんこ以下だ。

ただこの夫婦に子供がいたのかいなかったのかで見解が変わるかもしれず。

子供がいて、子育てに心血をそそぎ、気がついていても旦那のことはほったらかしにしていたのか、とか、本当に奥さんに何の落ち度もなかったのか、とか。

子供がいてもいなくても、元々口の悪い旦那が、30年以上奥さんをコケにしてきて「何か決定的なことを言われたら家を出よう」と、彼女が日々思って過ごしてたのか、とか。

居なくなって本当にありがたみがわかりました。の「ありがたみ」とは、身の回りの一切合財をしてくれる人がいなくなったことへの後悔の念にしか過ぎない。

だから久田恵さんだって「帰ってきても妻を支配しようとする関係の作り方を根本から変えないと、同じことを繰り返す」と回答しているわけだし。

休刊になった「主婦の友」の付録に、大正6年創刊号のダイジェスト版がある。

やれ「子供を泣かせぬやうにしてほしい。男の耳には、子供の泣き声ほどいやに神経を高ぶらせるものはない」だの「愚痴や不平を夫の前でいはぬやうに」「子供を病気させぬやうに。子供の病気は多く母親の不注意から来るため、母親の信用は下落したものと覚悟せねばならぬ」だのだの、まぁこんな時代に生まれなくてよかったと思う言葉のオンパレード。

まさか今の時代にそんなことを思う馬鹿旦那は少ないだろうけれど、約30年前と言えばさだまさしの「関白宣言」が流行った頃だし。申し訳ないが自分はあの歌が嫌いだ。あの歌のせいで、結婚に対するイメージはしばらくネガティブなものになったのだ。さだまさしといえば「道化師のソネット」「天までとどけ」「長崎小夜曲」といい歌も多いが「関白宣言」だけは勘弁してくれ。

でも専業であろうと共働きであろうと、旦那から寄生虫扱いされたら家を出るね。うんこには言われたく無いにゃ。