Somebody Stole My Gal~吉本新喜劇のテーマ
小藪:1曲目にこんなんびっくりやね
水川:土曜日急いで帰って 12時から新喜劇をインスタントラーメン食べながら見る。お決まりっていうか。どう考えてもこの音楽やな。 新喜劇の情景が浮かぶ。ちょうどその時はパチパチパンチとかね。
おやすみのうた/ドリームズ・カム・トゥルー
小5で安達祐実の「家なき子」を見て衝撃を受けた。
14歳で映画デビュー。(金田一少年の事件簿:上海魚人伝説)
毎日楽しくてしょうがなかった。興奮して寝られないぐらい。
ドリカムの歌を聞きながら落ち着かせて眠る。
勝手な自信があって、表現することを恥ずかしいと思わなかった。
どうしようもない僕に天使が降りてきた/槇原敬之 MV
自分が出演するはずのミュージックビデオだったのに
いつの間にかその話がなくなってて。同い年の浜丘麻矢ちゃんが映ってた。
全然タイプ違う。なんでこの子がやってんのや、嫌い!って。
勝手に敵視してライバル視して。なんにも悪くないのに。
ある日浜丘麻矢ちゃんがゲストで来て。寄り付きもしない話もしたくない。
私に話しかけてきた「どういう音楽聴いてるの?」
それが結構「あれ?センスいいこと言ってる」(笑)コロッと変わって。
親友になり、彼女がすごく支えで学校生活は乗り切れた。
小藪:「実は嫌いやった」テレビで言うところがちょっとアホやな(笑)
ForYou/宇多田ヒカル
やがて「出来るでしょこの役」みたいな提示のされ方で、そこに面白みは感じられなかった。やってることと全然比例していかない。もどかしくてもがいてた時期。誰かの為じゃなく自分のためにって、お芝居をする事とすごく繋がってて。彼女の表現がすごくまぶしく見えた。
うまくいかない歯がゆさで悔しくて悩んでた。
ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77より第3楽章/ブラームス
「のだめカンタービレ」で超絶技巧を教えられたことがすごく大きくて
耳にタコができるぐらい聞いてた。手応えを感じた役だったんですよね。
とにかく長いスパンで、あのサカナクションの歩いて歩いて走って走ってる
PV見たときに、大河ドラマの1年やってるのと通じるものがあった。
心の筋トレをしてるような時期だった。
彼女(宮沢りえ)は何に対しても100%の力を出し切る人なんですね。
すごく影響を受けて。
「舞台やってみたほうがいいよ。自分の力を試す機会になるから」
言われた時ちょうど大河終わって、舞台が来た。
ヨーガ/ビヨーク
舞台で壁にぶち当たりましたね。映像なら切り取って表現できるけど
舞台は稽古中に裸で立たされてるみたいな。どう動けばわからない。
できない自分と向き合う作業がとにかく辛い。今まで感じたことのない緊急事態。
稽古中に聴いてた。感情を解き放つのを自分でやろうと思っても結構無理。
恥をかくことが稽古なんだし、とにかく解き放てと。
舞台はやらなくていいならやりたくない。
けどやらないと自分がダメになっていく気がする。
くそったれの世界/The Birthday
役者に向かって頑張っていきたい
自分に「お前はクソったれだぞ」言い聞かせてくれる歌
女優という仕事をしてて自分らしさとかそんなの全く必要ない
自分らしさをどこまで残さずにできるか。
東京/きのこ帝国
大阪にいる時よりも東京にいる時間が長くなりつつある。東京も自分の日常。
Hello Goodbye/ザ・ビートルズ
自分が死ぬ前はこういう曲を聴きたくなるような気がする
移民の歌/レッドツェッペリン
母が掃除機をかけながら聞いていた。
キッチンにラジカセあって、ジャカジャカ聞こえるなって無視してたら
ピンクフロイドとか、そんなん聴いてるオカンやった。
ツェッペリン好きなんや、ファンキーなオカンや言うけど
男はな、将棋麻雀ゴルフ。この3つをやらなあかん。今からできるん将棋や。
私の同期に二人おる。片っぽは賢い大学出た真面目な子。無遅刻無欠勤。
仕事も一生懸命で私らにも優しい。片っぽのやつはアホの大学出て
遅刻はしてくるし服もヨレヨレ。私ら同期で出世するのあの賢い子や思てたのに
アホのボンクラの子がどんどん出世しよる。なんでや言うたら
この子は麻雀もゴルフも将棋もやって、部長や専務に可愛がられて出世した。
その時に男の世界いうのは、実力以上に上に気に入られるというか、
コミュニケーション大事いうのを知ったから、将棋覚えとけ
と言われて、将棋のセットをバンッと渡す。変な家やった。
俺が風邪ひいたって言うと「アホや!」(笑)傷ついたことないし。
大阪ラプソディー/海原千里万里
お笑いの世界に憧れた曲。
中学ぐらいになったら(お笑いみたいな)あんなヤクザな商売はあかんと。
浮き沈み激しい商売についたらあかん。
中学の時は学校の先生、高校は警察官僚になりたかった。安定した生活。
高1で予備校行った時、尾崎豊的な年齢やんか
ホンマに俺は大学行きたかったんやろうか、社会のレールに乗せられている。
俺は社会に騙されていた、言うとおりにしてただけだ。俺の意思がない。
男として情けない。いやそんなのではダメだ。盗んだバイクで走り出そう(笑)
勉強しとる自分が踊らされとる感じ。成績ガーンと落ちてって
1100人中1098番。むちゃくちゃアホや言われてる野球部の奴がクラスに来て
「おまえ1098番か!俺1096番や、俺より下や!」絶対大学無理やと思った。
アホなりすぎて道めちゃめちゃ狭なってた。
好きな女と別れたから好きでもない女と付き合うのと
大学行けへんからNSC行こうというのは一時の気の迷いで似てるから
1年たって気が変わらなかったらNSC入ろうと。
※ビリジアンの頃の映像
黄昏’95~太陽の季節/TOKYO No.1 SOUL SET
奥さんとのドライブデートで聞いていた曲
あの時カネくれって一切思ってなかった。必死にならんかった。2001年解散。
時代/中島みゆき
28歳で新喜劇へ。セリフのない舞台へ向かう時に聴いた曲。
「いつか笑って話せるわ」ほんまかいな中島みゆき、と瞬間思った。
涙出て。ペダルこいてるところに二つ涙落ちてて。すごい辛かった
やってなかったバイトして、夜中3時頃帰ってきて
嫁はん見たら半笑いで寝てるんや。ド不幸の真っ只中で何わろてんやこいつって。
あの時のこと思い出したら気分がキュッと下がる。
プリン/こやぶかずとよ
2005年、母55歳で死去。
カラオケで誰かが歌ったんよ。そん時刺さって。
嫁はんは縦の糸として最高なわけや。太い。ちゃんとしてんねん。
でも俺無職でさ、横の糸パサパサしてるのや。最悪やなと思ってさぁ
うちの場合はB'zスタイルや思て、きっちりギターとボーカル分かれて
嫁はんがボーカル。だから縦の糸は稲葉、横の糸は松本(笑)
それが織り合わさってB'z
光と影/ハナレグミ
最年少座長。東京進出。ほんま光と影。
Tea!Tea!No!Oh・・喫茶?/ビッグポルノ
2012年発表。短いとはいえ、これEテレで流すんかい。コヤブソニックやってて、RGが「下ネタやりたくない」音楽史上初めての「子育ての方向性の違い」
Somebody Stole My gal
あんまり好きじゃない曲。
結婚してから新喜劇のおかげでメシ食わさしてもらって、チャーリーさんとかが上から
「新喜劇潰すような、お前なんか座長ならんでよかったわ!」(笑)
でも葬儀で後輩がお線香あげに来て、やっぱりこの曲。