前川 楽しくないというか、歌い手になろうという意識はなかったんですよ。
九州電力ってありましてね、今いろいろ問題になってんですけど。
親が「とにかく九電に行け、そしたら親方日の丸で食いっぱぐれないから」高校2年で中退しまして、その道を断たれまして。勉強が...やっぱり...好きじゃなかったです。
マツコ:結構、そんなに好きじゃないこと多いんですね。
前川:意外と...ですね。歌も発声とか
マツコ:アタシ意外と好きでね。歌い手10人挙げろって言われたら絶対。
前川:歌い手のみなさんでも頑張られた方いらっしゃいますよね。北島さんとか、五木君とか。僕の場合は、九電でしょ。どういう方向に自分が進んでいけばいいかわからない。食っていかないといけない、そのアルバイトとして歌。努力が大嫌い。とにかく楽して食っていけたらいいかと思う。僕もエレキバンドとかで、ギターやってたら、手が痛いんですよ。歌を歌ったら、マイク重くないし、だったらちょっとやろうかと。僕は一生懸命に頑張るけれど、楽しいかと言われたら楽しくない。
マツコ;ご本人とお会いした時は、前川さんにひたるの。「東京砂漠」とか、自分と照らし合わせて
前川:そういうのが嬉しいんですよね。歌ってよかったなあと。俺、自分の歌って、いいと思わないんですよ「東京砂漠」とか、どこがいいんだろう。自分で作曲とかなさる方は思い入れがあるんだろうけど、人が作った「代役」で歌ってるから。あれ、なんでここがいいんだろう...と。それぞれ違うんですよ。ひとがカラオケで「東京砂漠歌うからね」って、聴くでしょ。カラオケに歌詞が出るじゃないですか。あ~いい歌だな~と、ふと思うことがある。でも俺がステージでやろうとすると...やっぱり、いい歌じゃないです
前川鉱毅(06年デビュー、現在俳優としても活動中)
息子は無理です。アレぐらいの実力じゃ、無理です。出ても2世の番組ばっかりですよね。出るなっちゅうんですよ。無理だと思います。
じゃ、この歌も本人歌唱だと不満かいな。「雪列車」
糸井重里塾長に坂本龍一教授だぜ。