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ボクらの時代　柴田理恵×左とん平×浜木綿子

ボクらの時代

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浜：「あのふたり、おかしいんじゃないの？」って。おかしかったら相手役は出来ませんよ。気持ち悪くて笑っちゃいますよ。ねぇ、とんちゃん。

とん平：一緒に食事いく。ドリフの加藤とねぇ。あいつほら、若いのもらっちゃったじゃない

浜：食事行くと「魚の骨とりますか？」

柴田：介護状態じゃないｗ

浜：あたしの知ってる柴田さんは、礼儀正しくてまじめで、そういう人。

柴田：比較的まじめですね

とん平：まじめじゃない人は、この仕事できねぇから

浜：宝塚に入ったのは、姉の影響。一緒に観にいって、あこがれちゃって。姉は両親に反対された。うちの母の兄がキヤノンの社長で。わたしは３人姉妹の次女だから、（入っても）いいよって（←※追記　姓は「御手洗」さんかしら。本名が「香川」で載ってるんすが。社名、正確な表記は「キヤノン」「キユーピー」ですね。父が社長、って言ってた？動画検証したら、母の兄が正しい。「父キャノン」で入ってくる人が多い。ここに反応するとはおもわなんだ）
女役が大人じゃないといけない。男役が映えない。あたし楽しいと思ったことは１回もないですよ。幕を降りた時にはほっとするけど、演じてる時は違う。だからとん平さんにも気を許してませんよ（←※「女監察医・室生亜季子」

お昼に火サスの再放送があるときたまに観る。とんちゃんは「浜田五郎」どうも「五郎」だな「ムー」の時からｗ）

とん平：これしかない。他の職業考えたことないから。ゴルファー・・・だめだろうし。ばくち打ちもダメだろうしさ。あの（謹慎）期間は、半年うちにいたよ。つらいよ～表には出られないし。

 

2015.11.15
西遊記に高橋克典が子役で出てたなんて知らなかった。歌うとん平さんが見られて良かった。「人間って何だろう？」この人が歌うと味がある。しかしやはり「ブスな女」あたりを歌唱して欲しいもの。
九代目　市川中車（香川照之）
襲名披露、浜木綿子は元夫・市川猿翁と４６年ぶりの再会。「しばらくでございました」
「照之を立派に育ててくれてありがとう。」

とん平：言ったか？慰謝料を払わないのに、って？

浜：後ろの方が静寂なので「うわ、しまった」と思ったら照之が「そんなもんだよ、これが天の啓示だよ、運命だよ」あんときのことはもう決別しましたから。すっかりなし、無です。昔って感じ。

とん平：・・・冷たいんだよね

柴田：浜さんは自分たちの気持ちを代弁してくれるから好きになっちゃうんですよね

とん平：いいじゃん、いい息子授かって。わかれようがなんしようが。浜ちゃんとうちの息子は幼稚園の同期なんです。照之の歌舞伎に挑戦しようってパワーはすごいね

浜：そりゃ心配ですよ。でもあの子は自説を曲げないから。やるっていったらブレーキかからない。何年も前から「親父を引き取りたい、治して舞台に立たせたい」と言われてた。アタシは無理、って言ってたの。まさか（歌舞伎で）つながるとは思わず。甘かった。初めはちょっと複雑な気持ちで怒りや無念があったけど、今はもうほめてやりたい。
とん平：平々凡々で（役者の）味が出るわけないから。ばくちでつかまったりなんかしなきゃいけないのよ。嫁さんは結婚して50年、どこで何してた？って一度も聞かないの。ボクは女房だけですよ。

浜：恋愛はしましたが１回だけ結婚を迷ったことがある。
とん平：名前言わないけど、よく見に来るわけよ
浜：子供の父親は独りしかいないから
とん平：その人が独身の時だからね。向こうが結婚してわかれた

浜：うそうそ。照之が「もうそろそろ別れたほうがいいんじゃない」って、向こうに言いに行った。だからあの子には父親はひとりしかいらない。「もういいでしょ？」って言うんですよ。そういうウラがあったんですよ。照之聞いたら怒るかな、ごめん。母は厳格でした。父と見るとき、いつも決まった席で見てました。拍手もぱらぱらで。厳しかった。３年前、99歳で亡くなりました。明治４３年生まれだから。神経の使い方が違いますから（長生きはしない）ｗ

柴田：母は昭和４年生まれ、小学校の教員。昔で言う職業婦人。学校では男社会。職員会は男の先生主導。飲みに行くのもついていってた。母親は自分の信じる仕事をしてたら、子供は背中を見るものだと思う。浜：一筋でやってきたことも子供は見てるけど、恋愛でばれた時は困った。

ここでとんちゃんがくしゃみ。うむ。

追記：2018.2.25
左とん平さんは2018.2.24　心不全のため80歳で死去。2017年6月に急性心不全で倒れ、入院生活を送っていた。「照之ごはんよ」でタガメを逃がしてしまった。対談の４年後に息子はカマキリ先生となった。