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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

NHK山口 YAMAGUTIC 渡辺貞夫ライブ・イン下関 音楽の履歴書

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2012年、プロ60周年。
オープニング「IThought about You(君のことばかり)
旅の空でふと思い出した昔の恋人への気持ちを歌った曲。
 2011年11月、2日間にわたって下関のJAZZ CLUB BILLIEでライブ。
駅の改札口から移動するまで撮ってる。5度目だって。
雰囲気がいいし、終わった後のごちそうがまた楽しみだそう。すごくいいアーティストが来るんだよ。

 

If I Should Lose You
 
ミュージカル映画のために書かれた古いラブソング。折にふれては取り上げられる名曲。
 

クラブでの演奏にこだわり続ける理由

ジャズ・ミュージックの原点だと思うんですよ。クラブで演奏するのがね。
世の中進歩して 大きく音を発して大きなホールで聴いてもらえる状況になりましたけど、実際はなにも増幅しないで生音で聞いてほしい。
昔はそうだったでしょ。ジャズの発生時代は。
その頃はみんないきいきと演奏していたと思うんですけど
増幅装置が発達しちゃって、大ホールでやると、聴衆は受け身になっています。
聞き耳を立てるような状況じゃないじゃないですか。
やっぱり 前かがみになって音と対峙してほしいというか
-それはクラブですよね。
 
Blue'n Boogie
渡辺さんの憧れ。34歳で急死したアルト奏者 チャーリー・パーカー
自分のアイドルを超えるなんてありえない。パーカーと比べられたら 倍生きているわけですが、全然パーカーを超える状況じゃない。今でも彼のような演奏をしている心境がほしいなと思います。
(パーカーがステージで)何を意識して演奏をしているか。いい演奏をしなきゃとか、そういう気持ちで演奏しているとは思えない。素直に自分から発する音を楽しんでる
Manha de Carnaval 
昭和40年代、渡辺さんはまだ日本では珍しかったボサノヴァを紹介、一大ブームに。
 
自分自身の音楽を求め続ける
僕が 60年代後半から70年の初めにかけて、自分の曲を書き始めて。ロックとかサンバのリズムとか、自分の曲の土台として使ったりして あの当時結構貞夫は節を曲げたって言われましたよ。いろんな人に。
ベースにはジャズがあるんですけど やっぱり自分のメッセージが発表したかったわけですから。
人がなんと言おうと 今僕が一番やりたい音楽をやるわけで。
 
Everything Happens to Me
ジャズを志した頃擦り切れるまで聴いたレコード。
 
ジャズとともに歩んだ音楽人生
まさにジャズミュージックは人間の音楽。人それぞれが生きている証が感じられる。
証を証明できる音楽。
僕自身が音楽によって生かされている。そして僕の求めている音楽。それを自分なりに作って 自分の理想を追っかけているといったらいいか。自分の音の理想をね。
納得がいかないから続けている、といったらいいか。好きな道だし。
 
Life is All Like That
人生はそんなもんだ。
ライブの終わりに好んで演奏する曲。

BSプレミアムで ビリーライブの拡大版が放送される。おお!いいことですね♪
※ふたたび(2013.6.21)またなんでこんな時間帯に拡大版の再放送を。。。
    
 追記(2021.5.29)
ココログにアップした当時、mixiで紹介されたりコメントも付いた記事。はてなに引越し、リライトしました。