.net.amigoココログ跡地2007~

まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

ボクらの時代 松本潤×野田洋次郎×行定勲 RADWIMPS ルーツ

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■出会い

 

野田:おれ今年が初めてだと思ってたんですよ
松本:違うよ。しょうたの30の誕生日にちょこっとだけ会って、ギター弾いたりしてます、て話をして
野田:ごめんなさい、スターに会ったの忘れてました(笑)
松本:おふたりはいつぶりですか
野田:もう1年ぐらいですか
行定:よく見てるからね、テレビとか
野田:ほんとですか。テレビ、これが8ヶ月ぶり
行定:いろんな映像で

トーク番組初出演

 

野田:(テレビは)相変わらず慣れない。こうやって人が振ってくれるからいいですけど
松本:こないだRADのライブも見せてもらって誰々と飲んでるよー、って言うと顔出してもらって
行定:マメだもんね
野田:夜中の遅い時間に行くんですけど、もうべろんべろんになってて20分で帰ったりするんですよ
松本:あれは申し訳ない。
野田:家に松潤が来たことあるんですけど、いるとなんか気になる(笑)普通に飲んでんですけど、そこに明らかに部屋に場違いな甲冑の像が置いてあるみたいな(笑)バキバキの。普段から嵐の松本潤
松本:そんなことないですけどね
野田:意外ともっと俺はスターっぽい感じなのかなと思うと、すごく幼さっていうかいたいけな部分もすごくあるし、優しいからなんかびっくりして
行定:洋次郎そんなの好きなんだな。ゲイなの?っていうぐらい
野田:最近リリーさんとかに「お前もそろそろゲイになるから」って言われるんですけども

■ライブ、ジャニーズに入った理由

行定:俺は嵐のコンサート2回見に行って。この振り幅ね
野田:へぇ。今年の3ヶ月間だけ、初めてツアーとドラマの撮影がドンかぶり3ヶ月、ほぼ1日も休みなくて。そしたらみんなの励まし方が「これは、ジャニーズなんかみんなやってるから」(笑)よく分からない.そういう励まし方をされるぐらいジャニーズの人っていうのはみんなレギュラー番組やって撮影して
行定:当たり前だと思ってたの
松本:そもそも考えてなくて。2つ上に姉がいるんですけど姉が中学入って、その当時Kinki Kids、V6とかの映像とか本とか借りてきて家で見てるわけじゃないですか
野田:ねえちゃんそんなだったの
松本:そうそう。自分と同世代、ちょっと上の人たちが歌って踊ってるのは楽しそうだなと思って。入ってみようと勘違いし。でもやり始めてからほんとに部活やってるみたいな感じだったし、自分の地元で盛り上がってるファッションとか音楽よりももっと先行ってるから、そっちに触れてることが楽しかった。
行定:勘違いってのがすごい重要。
野田:姉ちゃんの影響でかいんだ
行定:お姉ちゃんの評価、どうだったの。送ったって言わなかったの
松本:言わなかったっすね
行定:言わなかったんだ

松本:最近両親や姉貴がライブ来るとか映画見に行くとか、全然イケますけど昔は、何時に行くからと言われるのがすごく嫌な自分がいて、見つけた瞬間どういう顔をしていいのかわからない。家にいる自分と余りにも自分が違うから

■ルーツ

行定:高校の時はバンドやってたけど。ギターやってた。バンドはコンテストに落ちまくるんだよね。プロモーションビデオ。当時好きな女の子がいて、撮れるぞ、一番の特権はカメラマンですね。撮ってるとその女の子ずっと見られるんですよ。かなり至近距離で。恥ずかしいみたいな顔するじゃない。その人の気持ちを動かす作業って面白いんだな、映画なんじゃないかって

松本:どういう生き方してきたの
野田:はぁ(笑)
松本:どういうルーツがあって、今の野田洋次郎の世界観が出来上がってんだろうな
野田:なんだろう。小学校時代はずっとアメリカにいて、小学校4つ変わってんだけどアメリカ3つ、最後日本。あんまわかんなかったの。自分がどういう人か。
松本:その分、周りをスゴイ見てるってことでしょ。きっと。

 

野田:アメリカの田舎では面白いと言われてるようなことが、こっち行ったらなんにも面白くなかったとか、世の中だったり、集団における常識みたいなのって、何でもないんだなというか当たり前なんてないんだなみたいなの、小2ぐらいからずっと感じながら。それがすごい大きかったかもしれない。いちばん子供じゃなかったかも。今どんどん幼児返りしてるんです
行定:シンプルになってきてんのね
野田:そうです。やっと楽に。3~4年前までテレビとか出るのありえなかったし考えられなかったし、映画出始めたりとかちょっとずついろんな変化があって30でやっと成人したかな(笑)

松本:僕は30で諦めましたね。20代の時にこうなりたいなって思ってたことがあったんだけど、30超えた時に「いや、そうなりたいと思ってたけど、30年変わらなかったら無理なんじゃねえか」と思って諦めたんです。スゲエ楽になった。ヤダ恥ずかしい(笑)
 
野田:松本潤から何か新しい話を聞き出す役割を、松潤ファンから受け継いでる責任感があって
松本:単純だけど、人に優しくなりたいとか、こういう時にこういう人間でありたい、結局そういうことばっか考えてても、目の前で起こることに対処していくとそうはなんないし。
野田:30までもがいたから、諦める権利を得たのかもね。もっと早めに諦める人いっぱいいるし。
松本:それは諦めが悪いんだろうね。

■ライブのあと

野田:仕事辞めてえ、ってなんないの?松本潤
松本:なんないよ。松本潤って。じゃ野田洋次郎やめる?
野田:いや、俺は
松本:なんないでしょ。一緒一緒。ひとり暮らし?
野田:うん
松本:ライブ終わったあと、家帰ると、あの時はいてた汗だくになったパンツとか洗わなきゃいけないじゃん。
野田:いや俺もう会場で脱いで
松本:えっ...何そのスタイル。どういうこと?
野田:全部クリーニングに持っていく
松本:いやすごいなそれ。
野田:嵐違うの?
松本:嵐そこでシャワー浴びて、ビニール袋に入れて家持って帰って家で洗うよ
野田:あ、そう
松本:俺その瞬間一番嫌っぽくなる。さっきまでの時間、なんだろうね。でもこっちが現実かもって思うから

行定:ライブ行った時に「お疲れさま」って松潤バスローブなんですよ(笑)
松本:終わって全部脱いでアイシングしちゃうんですよ
行定:ほかのメンバー、ツアーTシャツとか着てるのに、優雅に見えるの真っ白なバスロープ(笑)
野田:俺のイメージの松潤

松潤のイメージとのギャップ、子供が欲しい理由

野田:家族とか欲しいの?
松本:家族ほしいってどういうこと?自分がってこと?そりゃもちろん
野田:いい夫になりそうだよね
松本:わかんないなあ
野田:松潤て人はテレビでしか見たことないから、これの50倍ぐらいキザで100倍ぐらいとっつきづらくて、二千倍ぐらい嫌な人だったんです
松本:俺のイメージどんなだよ
行定:それ褒めてるってことじゃないの。その分だけギャップだったってことでしょ
野田:会ったら気さくで「あ、この人お父さんになれそう」
松本:いやあでも、ここまでなってないのには理由がある気がしますけどね
野田:それはお互い様。いま、一人じゃん。100%仕事してるのは自分のために生きる時間で
行定:人のために生きる時間を
野田:子供がいたり相手がいたり、自分の自由が利かない時間があったほうが自分の人生的にいいんじゃないかと
行定:ひとつだけ言っていい?もっと年取ってからでいいよ。俺若かったんで。23で結婚したんで
野田:ライブやってて、ヨボヨボになった姿しか見せられないの嫌だなとか

※行定監督は、ディズニーランドに行きたがる妻子を並んで待つのが嫌だからと花やしきに連れてった