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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

ボクらの時代 吉田潮×北斗晶×中瀬ゆかり 雑誌の不倫報道、離婚について

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北斗:3人でトークやりたいなあ、番組でたいなあって言っててね。ただ見てる人たちは「なんなのこの3人」多分みんな知らない
中瀬:分からない。もともとフジテレビの「知りたがり」でも一緒だったからそこらへんのお付き合いで
北斗:潮さんもそう。
吉田:2012年ですね。
北斗:コメンテーターで、ズバズバすげえいう人だな、面白いなこの人、怖いもの知らずだなと思って。後、他の事務所から電話かかってこなかったのかなって思いつつ
吉田:私とうっしーは、私が新潮の編集長の時に、うっしーの「幸せな離婚」あれを読んで会いに行って、面白いから書けって言って。
北斗:しょっぱなから離婚の話

 

■不倫報道について

 

北斗:今いろんな雑誌社がスクープスクープでしょ。ああいうのどうなの?
中瀬:ちょっとゲス不倫的なさ、許すまじみたいな。風紀パトロール隊みたいな雰囲気になったけど、基本不倫とかは、私、奥さん、当事者が怒るのはわかるけど、なんか世間に申し訳ありませんとか普通に謝るの、なんか迷惑かけてるわけじゃない人とかじゃないけど、どんどん厳しくなってるのね。新潮45とかやってた頃より厳しくなっちゃって
吉田:不倫も貫けば純愛じゃんと思うわけですよ(笑)不倫といっても一途に思えば貫いたら純愛になるわけじゃないですか
中瀬:きっかけはどうあれ、最後のところで、てのはあるかもしれないけど。北斗は健介から惚れられて
北斗:そうよ。あたしはね、向こうだよ(笑)

 

サワコの朝 北斗晶 負けない強さ 記事参照

 

■離婚について

中瀬:北斗は健介と別れてないからバツ0じゃん。私とうっしーがバツイチ同士だからね
吉田:バツ有り同士(笑)
中瀬:健介と離婚とか考えたことないの?
北斗:正直ないですよ
中瀬:え、ないんだ、マジで。奇跡。どんなに仲のいい夫婦でも
北斗:ないですね。今年で22年。一緒になって。
中瀬:健介はなさそうだけど

 

北斗:こんだけガンガン言われたらね、考えるかもしれないけど。1回目はなんで離婚したの?だいたいいくつで結婚した?
中瀬:25で結婚したの
北斗:はやっ
中瀬:で、4年半で離婚したんだけど、すごいいい人だったの。今でもほんとにあんなにいい旦那はいなかったとおもうぐらい
北斗:こんなに言えるのが不思議だ。あたし別れた男なんか信じられない(笑)
吉田:あたしもそう思う
北斗:なんだったらこの体でひねり殺してやってもね(笑)   
中瀬:逆にあの頃の自分が不安定だったというか、いろんな理由をつけて別れようと思っちゃったわけだけど
北斗:隊長から別れようって言っちゃったわけなの?
中瀬:私和歌山の田舎から出てきた、オノボリさんみたいに東京に出てきた女で、東京にコミュニティないし。向こうの人はすごく育ちのいいおぼっちゃまで、家もいろんなものが揃ってる人で
北斗:なんでそれが別れた??(笑)
中瀬:みんなに言われました。「バカなの?」と
北斗:もったいねえ
中瀬:過ぎた相手なんですよ。向こうも私の田舎っぷりが新鮮だったかもしれないし。私も彼の都会っぷりの感じが新鮮だったのかもしれないけど、新鮮さっていうのがすれ違いになったときは、今度はもう異文化になっていく典型的な感じで離婚した。修羅場にはならなかったですね。穏やかな人だったから。うっしーから別れたんだっけ?

 

吉田潮の離婚と再婚

吉田:まだまだ(笑)自分の浮気がバレて(笑)
北斗:不倫も純愛がどうとか、さっきその話が出る前に言っとこうと思ったな
吉田:浮気がバレて離婚をね、しましょうと言われ(笑)慰謝料を払って(笑)
中瀬:出会い系サイトとかやりまくったの
吉田:そうそうそう(笑)
中瀬:しかもケータイで出会い系サイトやりながら眠ってしまったの見られたって
北斗:それで本書いちゃってるんだから
中瀬:読んでおもしれえって思った。でも離婚が転機でしょ
吉田:そうですね。そこから家を持って自分の仕事をやって、自分の二本の足で立たなきゃって気持ちがすごく強くなった気はします。若かったですね。最初24で結婚して、32で離婚。今の夫と知り合ったのは05年かな。てことは12年。

北斗:電話でだけど、潮さんのだんなさんとしゃべったことがあるのね。お魚屋さんなの。
中瀬:目鼻立ちのはっきりしたイケメンだよね。
吉田:元役者なんですけど。
北斗:知らなかった。美味しいお魚、干物を作る人だなというイメージしかなくて
吉田:でも好みではなくて(笑)
北斗:何が好みなの?それ聞きたい
吉田:下半身ってことだけがバーっといって、あとはもうどうでもいいんですよ(笑)でも私の一つの欲望だけを、周りに吹聴してたら「ああ、いるよ」って
中瀬:シンデレラのガラスの靴みたいな感じで、あったんですよね
吉田:3番目の人が今の夫なの(笑)

 

中瀬:いま別居婚なんだよね
吉田:ほぼ毎日、skypeではしゃべるんです。

■金をやらない

北斗:息子が海外に行ったんだけど、Skypeがあるよとかって言っても一切かけてこない。 連絡を取らなきゃならない方法はただひとつ。金をやらない(笑)
吉田:母の知恵
北斗:1ヶ月分の生活費をいっぺんに渡すとあれだから、こまめにやって「連絡よこさないと金やらないよ」って言って

■生んだ人生と産まなかった人生

中瀬:37で新潮45の編集長になって、ちょうどどうしようかな、子供作るんだったら、そろそろ考えなきゃなみたいな時期。男女雇用機会均等法の時期に入って抜擢してもらったのに、ここで出産とか個人的な理由で休んだら、後輩たちにも悪いなって思ってやってるうちに45歳まで編集長やった。いる人生といない人生を同時に味わうことはできないけど私はいない人生。さみしいよとかいろいろ言われたんだけど。いて、とんでもないボンクラになった可能性もあるから(笑)コイツはほんとにどうしようもない、いるさみしさもあったなと、いないさみしさと居るさみしさもあったなと。私はこれでいいかなと

北斗:がんになって、ご迷惑をおかけしましたが、保険を整理したり、家の電気を少しづつLEDにしたりとか。電気代がかかるじゃん。なんかあって息子がこの家を継いだ時に電気代がかかるぐらいだったらLEDに。いっぺんに換えると高いから今回はリビング、今回は和室にしようって。どうせ健介なんかぼーっとしてるから、何かあった時にあたふたしちゃうだろうから、そういうのはきちんとしようって。サラサラ死ぬ気はないけれど。


■作家・白川道を亡くして

中瀬:2年前にパートナーの作家・白川道を亡くして。とうちゃんって呼んでたわけだけど、突然。前の晩まで徹夜で麻雀して、朝帰ってきてコーヒー飲んで、スポーツ新聞広げて、いつもの時にコンコン咳き込んで。ちょうど上の部屋に居て「咳してるから風邪ひいたんだな」思って、風邪薬探しておりてったら、もう事切れてたのね。大動脈瘤破裂だから割と一瞬ていうか。私の人生のほぼ全てだったというか。19歳年上で10年いた不思議な間柄。北斗も病気が分かってずっと応援してたんだけど、うちみたいに元気な人が突然パツーンっていうのもなんの準備もない。とにかく生きなきゃって義務のように。生と自分を結びつけるものを切っちゃいけないって、とにかくいろんな人に会って、人間は致死率100%なんだから。1回しかない人生なんだから、とうちゃんが死んでからは思うようになった「五時に夢中」とかも、スケベ話とかするのを痛々しく思われたら出るべきではないと思った

北斗:私も毛が生えるまでは出ないと思った。芸人さんたちやほかの人たちが突っ込めないから

中瀬:こういうの聞いたら帰って旦那さんに優しくしようと思わない?モノを読んだりしても悲しみの深さが掘り下げられたりして、三回忌とか、儀式をすることで気持ちが紛れるんですよ。自分の中でまた一つ折り合いがついていった