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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

ボクらの時代 菊池桃子×鈴木保奈美×中井美穂 アイドル時代、芸能界引退、復帰

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中井:20年ぐらい前は結構会って、旅行やら行ったよね。25年?保奈美ちゃんの写真集やら持ってた
鈴木:うっそ、なんで?
中井:昔から。好きだったので。実家に帰ったらあるよ(笑)
菊池:よく旅行に行った?
中井:ハワイに
鈴木:最初共通の友達がいて、美穂ちゃんは知らなかったけど ニュースとか見てて感じのいい人だなーと思ってて。絶対好きだなーと思ってたら、共通の友達が「保奈美ちゃんと美穂ちゃん、絶対合うよ。今度一緒に会おうよ」で、3人でハワイに行ったの。溺れそうに(笑)夕方で、波が高くなってきて、しかも引き潮になっててすぐそこが岸辺。どんどんひかれて行くんだよ
中井:全然大丈夫じゃなかったの
鈴木:あ、これ大変と思って。岸で美穂ちゃんが「もう戻って!ダメだ!」なんとか自力でやっと上がって。シャワーの個室で見たら血だらけで。あたしは一瞬「あ、こうやって死ぬんだ」って思って
中井:女優の体傷づけちゃったと思って、なんとしても止めるべきだったのだろうかと

■過去
中井:とんがってたから保奈美ちゃん(笑)女優さんだから甘やかされてると思われたくないという一心から「エコノミーでも行く」(笑)
菊池:いまでもわたし、ある。
中井:アイドル時代はあるじゃない?
菊池:逆にアイドル時代は、順位付けみたいなのがあって、エコノミーしか乗れない時期も長かった。
鈴木:そうなの?桃子ちゃんって
菊池:レコード出して5枚目ぐらいまでかな。オリコンチャートとかで1位とってもなかなかエコノミーからは離れられなかった。
中井:え~・・
鈴木:だって桃子のために「MOMOCO」って雑誌があったんだよ
菊池:ありがたい話で(笑)
中井:自分の名前がついた雑誌が創刊されるってすごいよね。
鈴木:自分の子供に「桃ちゃんって、今のAKBの何百人分をひとりでやってた」って説明して。
中井:でも、一時期へビーメタルみたいのやってたよね(笑)

 

菊池:ヘビーメタルじゃないって。バンド!
中井:すごい衝撃だったの。菊池桃子がバンド??っていう。なんての?
菊池:ラ・ムー。いま子供たちが「ラ・ムーって何?」一番関心を寄せてくれてて。お母さん何やっちゃってたの?(笑)
中井:歌は出してないの?
鈴木:ないです!!
菊池:っていうか、美穂さんが歌ってそう
中井:歌ってない(笑)
菊池:だってドラマ出てたし(同・級・生:89年)
中井:安田成美ちゃんと山口智子ちゃんとあたしが同級生の役。
鈴木:すっごい豪華じゃない。まあ豪華。
中井:いじわるね(笑)感じわる。
鈴木:あたし桃ちゃんとドラマやってた時、すごい印象的な話がある。大アイドルだったから。でも「デパートとか普通に行くよ」「それ大変じゃない?菊池桃子だ!って言われたらどうすんの?」聞いたら「その人の目を見て、シーってやるの」そうやったら相手の人は自分だけにやってくれたって思うからここだけの秘密ね、みたいに優しくしてくれて、それ以上騒がれないから そういうふうにしてるんだ、って。すごいこの人~いつもその作戦しようと思うんだけど、できない(笑)
■こどもの話
中井:こう見えて恥ずかしがり屋だからね。元祖ツンデレ的なところがある。子供が生まれた時に「キャラクターものは絶対着させないんだ」言ってたの覚えてる。
鈴木:崩れるよね(笑)無理だし。今の世界では。
中井:ピンクとかは絶対着させない、白と紺と
鈴木:(笑)いろんなこと言ってた?
中井:保奈美ちゃんとこの子になると、日本人の考える服とかは無いんだなって
鈴木:今の時代には無理だよね
中井:桃子ちゃんちはいくつなの?
菊池:上は二十歳、男の子はね。下は中3の女の子。
中井:思春期とかどうなんですか
菊池:上が思春期、反抗期の時は私も男口調になった。
鈴木:ちょっとまって(笑)菊池桃子の男言葉(笑)
菊池:3倍ぐらいの感じでやり返さないと負けるから。今はすっかり普通に
中井:保奈美ちゃんとこは思春期?反抗期?
鈴木:大体終わりましたかね(女の子3人)嫌なところは自分に似てるんだな。

■引退後、テレビ、大学。
鈴木:学ぶから。学んだら自分はこっち、ってなるから色んな人に会って話を聞くと全然違うや、って
中井:やりたくなったきっかけは?何かがないと
鈴木:意外と子供って、早くおっきくなるよね。あたしたちの人生、あと20年とか30年あるわけで。じゃどうしようかな、もう1回自分の人生を行かざるを得ないんだなと。最初の数年は結構立て続けだったので。5~6年お洋服とか化粧品買ってなかった時代がある。そんな時期知り合ったママ友とか(中井さんの)旦那さんとかは「保奈美さんって綺麗になったよね」「いえ、違うんです。最初に会った時余りにも何もしなかったので 元々はそんなんじゃないんですけど」
中井:そうか。あたしたちはその間のことを見てないから。ずっと保奈美ちゃんはスッと子育てをしてきたんだなと

 

鈴木:いやいや、キーってなってた。テレビ見てた。ドラマ見てた。ドラマが唯一の楽しみ。自分が出てる頃は見てくれるお客さんのことは 想像したことなかったんですけど。自分がやることでいっぱいいっぱい。でも映画とか舞台とか見に行けないし、ドラマってこんないいものだったんだって。女優さんって人の命を救うわけじゃないし、ものを作るわけじゃないし産業として世の中の役にどう立つんだろうと考え始めると、何の役に立ってるんだろうと思うことがままあり。子育て中に「テレビドラマってこんなありがたいものなんだ」きっと同じように助けられてる主婦がいるんだなって。ちょっとテレビが好きになった。
中井:ニュースは気になりますよ。「あと1分ある、どうすんのかな」職業病。大学で教えるってのもちょっとびっくりしました。
菊池:今も雇用政策やってるの。あたし子供が病気したりいろんなことがあって、勉強してみたら、意外と勉強好きで、大学院生になったのが40歳。最初専門用語が多くて、用語として(頭に)入ってこなくてパニクってしまって。2年になったとき同じような人が入ってきたので  アドバイスしたら、菊池さんって教えるの好きじゃない?ってなって教授助手にスカウトされて、いつしか教員になってた。40過ぎたら色々厳しいのかなって思ってたけど、新聞の素人さん投稿欄みたいなとこで、80歳のおばあちゃんがパソコンに挑戦してるって。お孫さんにメール添付したりしてる。最後の文が「いくつになっても新芽は出る」その半分、40歳のあたしが新芽を出さないなんてもったいないって。成長して出ないと思ってたの(笑)養分を自分で入れないと。シングルで子供いるけど自分に興味が向かってて(恋愛に)興味ない
 

 2021.7.23追記:鈴木保奈美「小学5年生より賢いの」で300万とったよね

 

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