三村:お前のしゃべることと、奥さんのしゃべることが全然違ってた。
大竹:俺が言ってることが真実だから。
三村:お前は赤ちゃん言葉を使わないって。
大竹:使うわけ無い。言うわけないじゃない。
内村:ふたりはさ、ほとんど二人で仕事してるじゃない?ピンが今ほぼないんじゃない?
三村:レギュラーとかはない。たまに呼ばれるとかは、あります。内村さんは、逆に、南原さんと会ってないですよね?
内村:会ってない。今年1回もあってないですもん。日テレの駐車場で会って、ちょっと緊張しちゃった(笑)急に出てくると緊張するんだよね。敬語使っちゃったな。
大竹:南原さん、たぶん、ないと思うんですよね。「おう」って内村さんに気安く言ってきそう。内村さんが「はじめまして」みたいな。
内村:(笑)あんだけコンビやっておいて「はじめまして」さまぁ~ずはピンの仕事も、来ればやるんでしょう?
大竹:そうですね、はい
三村:大竹がいなきゃ嫌だってのはない。ただ「大竹君なんか知りませんよ」という気持ちで臨みます。全部知ってんじゃないですか。コイツこう言いたいんだろうなっていう。フォローしてくれたり、たまに突っ込んでくれたり。それがなくなると、なかったことにしたくなる。少しボケるじゃないですか。周りが「んっ?」て顔するとごまかしたりして「ウソウソウソ」
内村:すごいわ。信頼感がね。
三村:若手の、内村さんへの信頼がすごい気がするのよ。どんどん、次から次へ出てくる若手も、信頼されていくじゃん。僕分析したんですけど、僕らも内村さんにお世話になったりしたことがあった。怒んないじゃないですか。
大竹:怒んない。
三村:だから、一旦内村さんの番組で鍛えてもらって、そっからダウンタウンさんとこへ行こうかなと(笑)世代一緒だから、ダウンタウンさんはどっちかっつっと怖いイメージがある。だからそういうところで、みんな内村さん慕っていくんじゃないの。司会で「この人は、次のタモリさんなんじゃないの」ぐらいの言われよう。
内村:いやいや、とんでもない。
三村:タモリさんって誰に対しても怒らない。
内村:タモリさん優しかったね。いいともの時。
三村:将来のタモリさん、国民は内村さんに決定してるんだと思う。薄々気づいてる
三村:こんなに成功すると思ってました?ウッチャンナンチャンとして。
内村:今の時代と比べて、ラッキーだったと思いますね。少なかった。だからよかった。今だったら大変だと思う
三村;僕らまともに働いてなかったから。
大竹:誘われて行ったんで。大体同じメンツで。
内村:1回ボキャブラで、ガーッと出た気がする。
三村:俺、ボキャブラで全員に抜かれた気がした。
内村:出てないんだもんね。
三村:ちょい先輩だったから「あ~抜かれちったぁ」っていうな。あれで、くすぶりの時代が始まった。最初に出ないって言っちゃったからね。引っ込みがつかなくなっちゃった。
大竹:何回か「どうだ?」って言われたけど「 いや、もう・・」
内村:そこが、頑ななんだよね。昔から。やめようと思ったことはないの?
大竹:ないですね。
三村:内村さんはなんか、極めちまったところあるじゃないですか。
内村:極めてないですよ。俺だからあれですよ、1回だけ南原に言ったことあります。優勝しなかったらやめようかと。
大竹:初めの頃?
内村:2年目ぐらい。早いじゃない、あの頃のお笑いって。
大竹:30で売れなかったら
三村:30、リミットでしたもんね。25か。
大竹:25ぐらいで売れなかったらやめようかなと
三村:再就職できますからね。
内村:あの時21ぐらいだったから。今度優勝しなかったらやめようかとさらっと言ったよ。それだけだな。面白いからだね。
三村:昔のコントやってた時の内村さん怖かったもんね。
大竹:ピリピリしてた。つり目だったもんね。あの頃ピーンって。眼が。
三村:あぁこの人、狂気入ってっからしゃべれないって。
内村:こないだ、日テレのエレベーターで久しぶりに浜ちゃんに会ったのね。浜ちゃんもエレベーター待ってて。俺が上で。「おぉ!」っつったらね、すっごい怖い目してた(爆笑)あの人ずーっと怖いんだ。
三村:どういう関係性なんですか?歳は、浜田さんが内村さんの1個上。
内村:うん。同期。「夢逢え」で一緒だから戦友みたいなもんですよ。あの頃から全然変わってない。あの人、まず睨みつける(笑)人を。 この俺でさえそうなんだもん。そりゃ年下ビビるでしょ。あのあとニカッと笑うじゃない。あれに弱い。許されちゃう。全然変わんない。
大竹:気さくに喋りかけてくれるのが南原。喋りかけないのが内村さん。閉ざしてるから。
三村:内村さん、話しかけると優しく答えるけど、話しかけてくることはない。
内村:人見知りなんだよ。人見知りの司会者。
大竹:治る治んないじゃないから。
内村:さまぁ~ずは、バカルディ時代はとんがってた時期があるでしょ?
大竹:そうですね、もう、根拠なしのね。
三村:ただ、3つ4つ上にダウンタウン、ウッチャンナンチャンがいましたから。最初俺ら出たときちょっと調子良かったんだよね。だからいつまで 偽の人気があるのか、危機感のある時期がありましたね。ちょっと関東地方ぐらいで人気が出たとき「ウソウソウソ、だって俺何にも出来てないもん」てちょっと思った。うすら人気みたいなのが出てきたからやばいと思ってた。
内村:ジャックナイフ時代
大竹:結構大きなドラマも「出ない」って言ってた。笑いもなにも成功してない
三村:ホリプロからすると、ドラマとか大事にしてるのに、それを蹴るのかお前、と。
大竹:「はいはい来たよ王様!」
内村:変わったのはいつごろから?
三村:28から30チョイまで「なんでもやらないと取り残される」
大竹:大きな仕事は待て、と。三村の働いたぶん、俺お金がもらえないから。働いた分持ってっちゃうから。
三村:レポーターの仕事全部俺がやるから、って。あ~げ~ない。
内村:視聴率とか気にします?
三村:メインの仕事とか増えてるじゃないですか。想定の数字がありますよね。この時間にこれぐらいじゃない?っていうのを、大幅に下回ってるとヒヤリとする「そんなに人って見ないの?コレ」
内村:あれがさ、悲しいよね。ドラマの打ち上げって楽しく終わるじゃない。お笑いだと打ち切りの打ち上げだから。ちょっとはかなさがありますね。自分たちの出てる番組とか、家族見ます?
三村:うちは下が小6で上が高3だから、一緒に見るの照れくさい時期。
内村:うちは6歳だから、毎日イカ大王の歌歌ってる。毎日俺に見せる。こんなに食いつくんだすごいなって。こないだタクシー乗ってる時、急にうちの娘が「ウッチャンナンチャンのウッチャンでしょう?」(爆笑)急にコンビ名言い出す。
大竹:飯屋で「僕のお父さん大竹一樹!僕のお母さん大竹仁美!」自分の名前確認して。あぁやっぱりね、って客が。
三村:家族バラバラにテレビ見だすと、ちょっと寂しさを感じるね。俺んちにいる俺と、テレビに映ってる俺は違うって線引きしてるんだ。 風呂上がりに全裸で娘の前ブラブラとか、絶対しないし。
■おねしょ、老眼
三村:こないだ、めったにないんだけど、お酒飲んだ後って、膀胱パンパンで夜中起きるじゃない。朝思いっきりおしっこしてる夢見て、しだした時に俺なんかしてんじゃないかなって。してた。さすがに子供に言えなかった。
大竹:いま発表した。
内村:俺おねしょしたらちょっと怖い。老化。
大竹:カミさんと結婚する前、やった。
内村:薄暗いとこで老眼鏡かけてても見えないんだもの。たまに「俺何食ってんだろ」なんとなくポテトサラダかな。
三村:てカンペが内村さんでっかくなったって。
内村:俺老眼だから見えないから、拡大して持ってきてくれないかなって言ったら机からはみ出してて。企画書がバーンと。
大竹:高音が聞こえない
内村:今まで左耳だけ聞こえなかったのに、右耳も。
三村:オペラ行ったら無音になっちゃう。毎年人間ドックって通信簿みたいなもんですから。
後編ないの?もう終わり?
番組後半になると、必ず(若手独身だと)結婚観、40代以降だと子供や老化の話。
台本ないはずなのに、パターン化してる。
しかもこんな面白いメンツなのに後半がないなんて。
1時間ぶち抜きでもいいくらいなのに。