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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

【抜粋】NHK 視点論点 五木ひろし:山口洋子を語る

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「視点論点」時折意外な人が登場する。今回は論点っぽくない。老眼鏡かけてた。

私と山口先生との出会いは、まさに運命的でした。すでにプロ歌手としてデビューし数年経っていましたが、なかなかヒット曲に恵まれず。そんな時に「全日本歌謡選手権」という番組がございまして、私自身勝負をする思いで出場いたしました。
その時1週目に歌った歌が、運命なんでしょうか。山口洋子作詞「うわさの女」という歌でした。2週目はゲスト審査員として先生がお越しになりました。
そして私の歌を聴いて2週目もなんとかクリアしたんですが、そのあと楽屋の前で「レコード会社はどこ?名前は?」
ふたことみこと話をして「ミノルフォンレコードの三谷謙です」と言って別れました。
10週勝ち抜くために必死になって歌いました。でも山口先生は、出会いからどんどん話が進んでいって、一度組んでみたかったという平尾昌晃さんと組まれて、10週勝ち抜きの2週前に「よこはまたそがれ」できあがりました。

それで勝ち抜いて「よこはまたそがれ」で再スタートを切りました・・
※ここから歌詞を諳んじ始める。

単語を並べた、今まで見たことのない斬新な詞。平尾先生のおしゃれで、今まで歌ってきた時とは違う曲。
「三谷謙」ではなく違う名前で出直そうということに。五木寛之先生の「五木」からとって「五木ひろし」に。
昭和46年(1971)発売されました。その歌が大きなヒットにつながり、今日私がこうして在るのは、あの時あの作品との出会いがあって、歌手生活50周年を迎えております。
改めて山口先生の詞を分析しますと男と女のドラマを、まるで短編小説のように具体的に。

特に印象的なのは「煙草」
「うそ」という曲の時は「折れた煙草の吸い殻であなたのうそがわかるのよ」
ず~っと時代は過ぎていき「アメリカ橋」の時は「タバコやめたのね いつから?」

山口先生独特の、時代の流れをキャッチされていたのではないでしょうか。
そして何よりも作曲家の出会い
藤本卓也先生、平尾先生、猪俣先生。そう言った方々と組まれて幅広い作品を書かれました。
猪俣先生との出会いにより「千曲川」平尾先生の時も「ふるさと」男女の恋物語だけではなく、ふるさと、家族を思う気持ちがものすごく強くあったのでは。
後に伺いましたが「千曲川」が一番好きだとおっしゃっておられました。「よこはまたそがれ」「夜空」「千曲川」

そしてなによりも言いたいのは、山口先生は小説家作詞家だけでなく、素晴らしいプロデューサーでした。時代の流行に合わせどんな歌を歌わせるか、どんな作曲家と組むか。
プロデュースは特に参考にさせていただいて。本当に語り尽くせない、言葉では言い表せないほど山口先生には感謝をしております。歌の道、方向性を教えていただきました。改めて先生のご冥福を祈るとともに、感謝致します。
先生本当にありがとうございました。

「視点論点」というより「10分間の弔辞」でよろしいか。

「夜空」好きだなあ。死んだばあちゃんが生前五木ひろしのコンサートによく通ってた。ペンライトは絶対忘れんかった。

夜空 五木ひろし youtube

 

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