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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

ボクらの時代 市川染五郎×市川猿之助×藤間勘十郎 歌舞伎の世界は特殊なのか?

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猿之助が一番年上だと思ってた。(3人の中で一番年下は勘十郎)

猿之助:歌舞伎と日本舞踊の世界って、一般の方なかなか区別がつかない。
勘十郎:振付師ですからね。日本舞踊の。
猿之助:おもに、歌舞伎役者の振りを付ける。
染五郎猿之助さんとは、学校が一緒なんでね。(暁星高校)
猿之助:3つ下。

染五郎:まだ40なってないんでね。40過ぎて、本厄っていう・・気にします?

猿之助:僕はもう、関係ないです。厄とか超越してて(笑)お祓いいっぱいして。いろんな石をつけて(笑)
勘十郎:(染五郎に)色っぽい感じですよね?
染五郎:自分では全然そんなのない・・

■歌舞伎の世界は特殊なのか?
染五郎:特殊といえば特殊。
猿之助:視聴者が「歌舞伎の世界は特殊ですね」僕は蜷川さんと仕事した時に「たかが演劇だろ?」

染五郎:朝10時とか、10時半に白く塗るじゃないですか。毎日白く塗って何してんだろって。
猿之助:思った!!(笑)

染五郎:引退しないっていう。ちょっとそれは独特な世界なのかな。先祖が付けてた名前を親が継ぐ。でも引退しない。会社だったら、社長から名誉職、会長になったりする。自分の名前を親に継がして、まだ現役だから半端なことができない。

猿之助:休みって取ったことあります?
勘十郎:ないです。
猿之助:平気ですか?
勘十郎:結構平気かな。
染五郎:平気です。詰め込んでいきますね。

猿之助:やっぱ25日間興行で、休演日を僕は作りたい。でもこれが年取ってくると「休演日が出来ると調子が悪い」とか言い出すんじゃないか・・
染五郎:それはありますね。確かに、休演日明けはとても怖いですよね。
勘十郎:一回公演二回公演てあるじゃないですか。
染五郎:二回公演というのは、一日の中で「一番」が二つある感じ。
猿之助博多座であるでしょ?一日二回ね。よくやると思うね。
染五郎:「よくやる」と言ったと思う(爆笑)
猿之助:僕らはサラリーマンの皆様の生活をしたことないけど、例えば定時とかないじゃないですか。

染五郎:だって週2日休みがあるんですよ。連休、晴れてたりすると腹たったりする(爆笑)

猿之助:逆に、そういう方たちから見ると、僕ら「毎回仕事の内容が違う」とか。     毎月新鮮だし。予定調和がない。

染五郎:仕事と趣味、そういうのがない。「週末ゴルフ」をモチベーションに仕事やることがない。

猿之助:作りますよ。終わったあと「この頃本読んでないから、買った本を寝る前読むのが楽しい」あとは終わった時のお風呂とか。それぐらいしか楽しみがない。

染五郎:でも旅行行ったりするでしょ?フットワーク軽い。旅行は一大イベントなんで。来週とか来月行くとか無理。巡業とか、どれぐらい荷物あります?大阪ひと月とか

猿之助:スーツケース1個。
染五郎:僕、スーツケース2個とダンボール2箱・・(笑)(本やビデオ)
勘十郎:どこ?どこへ?
猿之助:だって(染五郎は)外出ない人だから。だいたいルームサービスだよね。

染五郎:ちょっと前はホテルでハンバーグを頼むっていう・・目標がね、ハンバーグとライス。電話するでしょ?「ハンバーグですね」って言われるのを目標に。毎日言うんだけど、こないだ、ソースは和風と、なんかあるんですよ。「和風ですね?」って言われました(爆笑)箱、開けてないです。
猿之助:じゃ、要らないじゃない。


■高校時代
※勘十郎は堀越高校出身。
猿之助:役者の人たちが通ってたから、働くことに理解が
染五郎:ありましたね。
勘十郎:芸能コースだったんで、みんな
猿之助:学生の頃もう少し勉強してりゃよかった。
勘十郎:思う思う。
染五郎:計画をずっと立ててた。中間試験の4週間前から。緑の蛍光ペンで時間割。青になって黄色になって1週間前は赤。計画を立てるのが好きなんです。実行する、しないじゃない。

猿之助:線引いただけで勉強した気になっちゃう。いざ舞台に立つと忘れる。
猿之助:宗家の芝居小僧だったでしょ?
勘十郎:お芝居の道具作ったりしましたけどね。ダンボールで。絶対やりますよね。船作ったり館作ったり。

■妄想歌舞伎
勘十郎:(染五郎に)得意です。
染五郎:「歌舞伎・オン・アイス」ディズニーであるじゃないですか。キャラクターに関しては歌舞伎が勝ってる。それがスケート履いて踊るわけですから、六方なんて世界最速ですよ。
猿之助:回っちゃう。ただし止まって演技ができない。

■もしも転職するなら
勘十郎:つぶしきくんですかね?この職業。
染五郎:何になる?
猿之助新興宗教!!(爆笑)このごろ許可取るの厳しくなったでしょ。宗教法人。昔は簡単に取れた。かくれみので。経典とか全部調べられるらしいの。

染五郎:ちっちゃいときは、野球選手と歌舞伎役者を両立しようと思ってた。野球選手はどっちにしたって半年。子役は年に2ヶ月。全員そうだと思ってたんですよ。歌舞伎役者は2ヶ月しか出ないならイケる、と。
勘十郎:料理人かな・・大好きなの。お料理するの。

■子供の話
染五郎:(生まれたのが)「男の子でよかったね」って言われてびっくりしましたよ。     女の子じゃダメなのかって。まず誕生したことが・・

猿之助:間の子が生まれたらどうしちゃうんだ(笑)


染五郎:そういう風に思われてる世界なんだって実感しましたね。

勘十郎:ウチも言われました。完全に女だと思ってた。女の子の名前しか考えてなかった。母から教わってるんで祖母の作品がいっぱいあるわけですよ。それが一切できない。だからそれを残すために、なんとか女の子がいれば、逆に男の子だから僕の作ったものができる。
染五郎:好きでやってるものの欠点、弱いところは押し付けられない。好きになってもらいたいという思いはあるけど、こればっかりは。魅力があってやりたいと思うことをやらなければと。
勘十郎:子供が出来てから、踊る回数増やしましたね。
猿之助:3人欲しいね。1人ぐらい新興宗教・・(笑)「よく、気持ちが入らないとできない」って人いるけど役者は職人だから、注文が入ったらやるんだ、そういう意味で僕らは芸術家じゃない

 
朝8時に起きるそうな。おつとめあるからw歌舞伎って信仰に近いな、とも。
  

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