.net.amigoココログ跡地2007~

まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

サワコの朝 三浦友和 百恵さんの話

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

阿川佐和子:かつてはアイドル俳優。 何度お会いしても感動する。

友和:ご覧になってないですね?「Nのために」・・

ん?2012年紫綬褒章?知らなかった。

「よくくれましたね」って感じ。親が喜ぶんです。涙ぐんでました。賞もらっても何も変わんないですよ。下手すると勘違いしますしね。
一人でなんか何もできない。名優なんて誰もいない。スタッフや監督のおかげ。

放送日は11月22日(いい夫婦の日
結婚35年目。いい夫婦と思ってるんですけど「すごく立派な奥さんで、冗談を言わない夫」と思われてるんじゃないか。夫婦円満の秘訣はバラエティ番組を見ること。ののしったりもしますけど、ドラマ見たら会話がなくなる。夫婦喧嘩はしないんです。
次男坊は大学1年から寮生活だったので、最初は気が抜けたようになりました。女房は特にそうだったでしょうね。
家に帰ることがストレス解消になり、気持ちが落ち着く。とてもありがたい。

役にのめり込まないんですよ。すっごくいい加減な俳優ですね。「カット!」ってかかったらそこで終わり。セリフ覚える事さえ無かったらこんな楽しいことはない。全部立て板に水のように出さなきゃいけない。
俳優目指す人は、そこを覚悟していただきたいなと思いますね。

記憶の中できらめく曲
BEATLES「LOVE ME DO」

聞いたのは64年。中1の時友達が効かせてくれた
僕ら世代がかっこいい、と思った。
清志郎、きよしちゃんって呼んでたんですが
中学の頃から続いてるバンドで
高3でデビューするんですけど、通学も一緒で仲良くなって。
もしかしたら自分もできるかもしれないという思い違いをした。
27時間寝てる男で
お母さんが新聞に投書したぐらい。
「こんなに寝てるんですけど大丈夫ですか?」
高校卒業してなんとなく大学についてったりして
プロのミュージシャンとかまじかで見るわけです。テクニックとか。
RCサクセションのマネージャーが
「お前才能がないんだから俳優やったら?」
ラッキーでしたね。下積みなかったから。
ものすごくラッキーなんだけど
「いつでもやめてやるよ」って思ってた。
やっぱ態度が悪いんですね。先輩によく怒られて。

 

・約40年前。当時も「インタビューって嫌いなんですよね」

 

Img033

 

●百恵さんの話
21の時に初めてポッキーのCMで出会って。
最初の曲がヒットするぐらいですね。
「あ、歌手の山口百恵だ」と思いました(笑)
伊豆の踊子の一般公募。
最終まで行ったのが東大生だったけど
ちょっとでも経験のある方を使おうと監督(西河克己)が押したので。
「赤シリーズ」とか
1年で10ヶ月ぐらい一緒に仕事したのが5年間続いたら
「そんなに嫌な奴じゃないんだな」って思ってくれたみたいで。
一緒に暮らしたかったんですよ。
一緒に暮らしたら楽しいだろうなと。
スタッフも全然見て見ぬふりしてくれたり。
彼女のマネージャーも家に送り届けてくれたり。
ワイドショーのハンディキャメラが出てから
は止めが効かなくなった時期が10年ぐらいあり
そのことのトラウマがありました。
どうしたらいいかわからなくて過ごした。
相談できる相手もいないし。

 

これ、染めてますけどね。
結婚前後で白髪が増えまして。
いまだからいえるんですけど。
そういう状態だから精神状態も良くないし。
30代はどう使ったらいいかわからないし。
仕事の話がなかった時代。ほぼ10年間来なかったですね。
オファーする方も何が出来るんだろうって迷いが。
家を建てたのは完全なバブル期で
銀行も貸してくれるんですよ。
生活の苦境を救ってくれたのは
洋服の青山」さん。家売らないで済みましたからね。

 

一時期転職が頭をよぎったけど
まったくつぶしの利かない人間になってることに気づいて。
刑事弁護士医者、堅い役は全部やりました。
やりにくかったですね全部。そういう人がつまらないと思っちゃうんですね。
どんな役でも弱さ脆さを持ってるのが魅力。

アウトレイジ
北野監督から来るとは思わなかった。
現場は一言も無駄口なくピシッと。
「NG?」と思ったら自分から言ってください、って言って
いなくなっちゃうんですよ。
みんな「どうすりゃいいんだ?」って思いながらやってる。

 

役者が面白いという域まで達してない。

●今元気になれる曲
忌野清志郎「デイ・ドリーム・ビリーバー」

58で亡くなりましたからね。
僕は4年余分に生きてる。

 

関連記事
ボクらの時代 小林薫×三浦友和×河毛俊作  2014

 

2017.10.25 徹子の部屋 追記
徹子:芸能界で苦手な方は何人かいらっしゃるけれども、私もその一人だという方が今日のゲストです
三浦:初めて出た時はとても品行方正な役をやっていた頃。好青年のイメージを崩せないなっていう..

 

我慢しなきゃいけないよな出来事が起こらないから夫婦喧嘩をしたことがない。