●記憶の中できらめく曲
RCサクセション「雨上がりの夜空に」
初めてドラマでレギュラーをいただいて、
共演の中に忌野清志郎さんがいらして。無名のこんな私に対しても
きちんと「よろしくお願いします」・・感動しちゃって。
打ち上げの時もスタッフのためにミニライブをやってくださって
涙が出て、一生忘れられないぐらい感動しましたね。
(←ドラマ「ボクの就職」)
※曲はたぶん「サラリーマン」じゃないかな・・・
魂こもっててサイコーですよね
ずっと役者やりたかったんですよね。すごく惹きつけられてて、憧れてた。
あのときは本当に悔しかった。
モデルちょっとやって、ちやほやされて。
映画見てきたりとかしてて自分に多少自信があったんですよ。
とんでもないですよね。お店の前で呼び込みのシーンとか
「声上げろ!!」とか怒られるけど、できないんだな俺
トイレ行って、壁叩いたりしてた。自分に対して悔しくて悔しくて。
●「ロングバケーション」・・ちょっと時代を感じますよね。はずかしい・・
今ローライズのジーパンだけど、あの頃はシャツ中に入れてて
いろんな意味で時代感じますよね。
でもようやく演じることに関して楽しいなって思えるようになってきた。
映画の話(「冷静と情熱のあいだ」)来た時はうれしかったけど
恋愛ものかっていう葛藤はありましたね。男と女がくっついた離れたを繰り返す。
楽しんでやればよかったんですよね。
でもすごく背伸びをしたい時期だったんですよ。
俺こんなことやるためにこの世界に入ったんじゃないって叫んでいた時期。
違う引き出しを開けてみたい、試してみたかった。
事務所に「恋愛もの以外をやってみたい」とわがままを言って。
「恋愛ものをやらなかったら、今のあなたは危ないよ」と言われ。
「自分でそれができると思ってるの?思ってるんだったらやってもいい」
やってやろうと思いましたね。。
●緒形拳との共演「タイムリミット」(’04)
花火を作る職人の役でした。
あの緒形拳ですよね。怖いイメージしかなかった。
実際お会いして。衝撃的だったんですけど
初日がロケだった。
準備してたら「緒形さんがご挨拶に」て言うからびっくりして。
外に出たら緒形さんが両手広げて
「わぁぁぁ!!やっと会えた!!」って。そのままハグです。
「冷静と情熱のあいだ」見ててくださってていつか会いたい、と。
すごく嬉しかったです。
緒形さん、口数は決して多い感じではないし、
私も積極的に話しかけられる方ではない。
そんな二人が一緒に居るとどういうことになるか、何も話さない(笑)
車での移動中も、中途半端なこと言うなら黙ってた方がいいってなって。
緒形さんが
「なんかお前と一緒に居ると不思議だ。楽だ」
「タケなぁ、自分がたとえ生きてる間にやりたいことができなくても
思い続けることが何より大事なんだぞ。達成することよりも
やりたいと思ったらそれを思い続けてく、その気持ちがすごい大事だ」
その場で土下座したくなった。簡単に映画やりたいとか口にしちゃダメだって。
うちの父がそうだった(自衛官)怖くて話せなかった。
新聞紙丸めて叩かれたりしましたけど。
●独身
やがては家族を持つんでしょうけど・・
「持ちたい」ぐらい言わせて下さいよ。
高校時代ボタンを全部女の子に取られた。
「俺ってイケてんじゃん」内心ガッツポーズですよね。
●映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」
なぜか阿川佐和子も出ていて
全部アドリブ「フリートークでいいですから」
・・・余りにも話が面白くて。本当は大きくリアクションしたほうがいいんだろうけど
敢えてリアクションとらないようにしてた。
世の中で一番怖いもの
ガールズトーク・・・そら、怖いですよね。無理ですよ。入っちゃいけない。
ひとりじゃとてもいられない。
●今心に響く曲
トータス松本「涙をとどけて」
すごく穏やかになれる、というか。
ニシノユキヒコ・・・あれ、テレビの2時間ドラマでやればいいのに(^^ゞ