今日のゲストは古田新太さん。
※日本エレキテル連合かと思いました。
「あまちゃん」後もスーパーで
人に「じぇじぇじぇだっ!」と指を指されるが
ドラマの中で1回も「じぇじぇじぇ!」とは言ってない。
おばさま方、お姉さん方には
「アンタ朝からいじめてんじゃないわよ」・・すごいなぁって思いましたね。
●記憶の中で今もきらめく曲
マイケル・センベロ「マニアック」
僕高校生だったんですけど、
「フラッシュダンス」何回も観て、仲間でブレイクダンス練習し始めました。
(←※ワタシも高校生でした)
基礎をやってた方がいい。クラシックをやってましたから
金髪にロン毛でタップとか踏んだら笑えるなぁと、その努力は惜しまないですけど。
小5までは馬場さん、プロレスラーにあこがれた。
馬場さんになりたかった。そんなに大きくならなかった。
その頃ミュージカルで、朝市の人たちの売り声がだんだん重なっていって
コーラスになってみんなで踊り出すのがあった。
ほんっとばかばかしいな、こんな市場の人いねぇ
面白いな。この人たち本当の市場の人たちじゃないんだ。
じゃプロレスラーの役とかあるんじゃね?と思って。
舞台俳優は人前で「なんちゃって」ができるんだと。こりゃいいわって。
「劇団☆新感線」て好きじゃなかった。
高校生の時人気があって。渡辺いっけいさんとか筧利夫さんがいて。
なんかちゃらちゃらしてるなぁと思ってた。
恋愛ものがどうも嫌いで「愛してる!」とか大声出すなよってw
1回だけ勉強さしていただきますって言って出て。
誘われて出た後に打ち上げでパンフレットもらったら
次の公演のところに自分の名前が出てたんです(笑)
「俺も出るんですか?」「出してやるよ!」
あくまで上から目線だな。
それからロックとかヘビメタを使う集団になっていった。
「もっとコント寄りにやりましょう」ってお下劣な方へ。
人気が下がってって、筧さんいっけいさん辞めたら人気がなくなった。
3000人いた団員が400人ぐらいになっちゃって。
打てば打つだけ客が減っていく。口コミで客が減る。
しかもちょっと面白くなってきた。お芝居で客いじりも始めて。
1年後に主演になって天狗になった「宇宙で一番うまいんだ」
生瀬さんがうまいって言われてましたが「年くってるだけだろ」って。
でも大竹しのぶさんや白石加代子さんと一緒に出た時
誰ひとり俺を観てなかった。ガツンと勢力がある方に目が行くんですね。
●宮沢りえ
「私の分身ではありません」でドンッと笑いが来て。
りえちゃんわからなかったみたいなんですよ。なんで笑いが起きるのか。
「分身では」で切っちゃうと、お客さんが次何言うのか考えちゃう。
予測通りの答えだったら、お客さんもう笑わない。
する前に(台詞を)言っちゃったら、向こうは笑うんだよって言ったら
「他は??他は??」って聞くんですよ。
●いい演技に見せる方法
秋浜悟史先生が(05年没・劇作家 大阪芸術大学教授)言った。
映像はアップとかあるから気にならないけど、舞台は常に全身を観られてる。
かためといたほうがいいって分かってるけど、どうしても手足が動くやつがいる。
だから先生、そいつにチョコバー渡して「食ってろ」
人がセリフを言ってる間、客はそいつがいずれ気にならなくなる。
「あいつはそういうやつなんだ」って。いかに客をごまかすかを教えてくれた。
僕は台詞を忘れると後輩をにらむ。
先輩がセリフ言う時は油断してるから
天海祐希さんとやり取りしてて忘れると、後ろの後輩をにらむ。
「俺だったのか!」って絶対、なる。
その間にずーっと考えてて思い出してセリフ言うと、
俺がフォローしたみたいになる。
舞台上では気が散ってる。誰が来てるかとか、堤真一さんが見える、
この後飲みにいけるなってw
役に入ると笑いが取れないですよ。なりきるなんてとてもとても。
僕絶対遅刻しないんですよ。花見とかでも一番に来て一升瓶持って。
寝坊してもものすごく気をつける。
酔っ払いが遅刻したら酒を止められるじゃないですか。
それが嫌。
●古田狩り
ケータイ持ってないんで、誰も誘わない。
若いのと飲むときは、森山末来、小栗旬、勝地涼、小池恵介。
下北とかで一人で飲んでたら、若いのが一軒一軒潰してって
俺がカウンターにいたら「ビ~ンゴ!!」
●今心に響く曲
「齢には勝てないぜ」
齢には勝てないぜ~吾妻光良& The Swinging Boppers - YouTube