舞台「野良犬」蜷川幸雄演出
小出:立ってること以外全部ダメ、と言われた。
りえ:立ってることは許されたんだ。
古田:最初から「古田さん」と呼ばれてる。
りえ(小出さんとは)友達とごはん食べた時が初対面。好青年だった。
古田さんは手帳持ってるけどケータイ持たない。句読点の「。」のようにケータイ使う人が多いのに
古田:当然ツイートもブログもしない。つかまるのが嫌だから
小出:結婚した仲間を前みたいにカジュアルに飲みに誘えなくなった
りえ:娘は、ワタシが感情的になって泣いたりしてると「ここで泣きな」
古田:オレは27で結婚した。自由。
小出:一人で生きていこうと言うのは、堤真一先輩みたいに50で。
古田:孤独だよオレ家で。パソコンのモニター見ながら、
ヘッドホンで音楽聴きながら。奥さんが率先して家族を育ててくれた。おばあちゃんと娘。娘に「あんたはお父さんに食わしてもらってるんだからね」
舞台の稽古、台詞覚え
小出:稽古好きですか
古田:好きだな。ダメ出しもらうとこだし
りえ:まだお金もらってないし
古田:こうしようと思ってもそうならざるをえなかったという。
いろいろ試すことが必要だと思う。映像とは違う瞬発力
小出:楽しくはないですね
古田:台詞覚えは悪いほうじゃないけどね
りえ:できる人だと思われるのが苦痛。緊張、ひざがなくなるんじゃないかと思うくらい震える。映画はリアルでないと成立しないけど、演劇はダンボールが机になったり宝箱になったりするのが許される。
古田:観客の想像力に任せきる。ざーって音だけでも波になる。最近尺が長くなってること、どう思いますか?役者もスタッフも観客もだーれも喜ばない。量によるサービス。よく行く蕎麦屋のババアが、客がいないと、俺にちくわとか乗せてくる
りえ:10代で唐さんの舞台観にいった時に、唐さんが三つ編みしてプールに入って。ストーリーは分からないけどエネルギーに泣かされた
古田:先輩のアングラの舞台見て泣かされた。マギーとか大倉とか後輩になるとそれがしらけちゃってる。等身大。3人の会話のお芝居みたいなものばかりになると、別にいいんだけど残念だな。来年劇団やって30年。舞台俳優って職業につけばやりたいこと全部やっていいんだと。
りえ:仕事の中で全部発散できてるの、ありがたいと思う。モデル、キットカットは11歳で。
古田:ゴクミはゴクミって呼ばれてんのに「ミリエ」は流行らなかった
りえ:山口小夜子に憧れてモデルになった「ぼくらの7日間戦争」やってもまたモデルに戻れると思ってた。久世さんとか勅使河原さんとか怖い人に会っていって。
古田:仕事はやめようとは思わない。趣味、まったくないんだよね。
休みの日は酒呑んでる。なにもないから呑んで生きてる。立ち食いソバヤのおばさんは俺に惚れてるんだ
りえ:どんなひとなのかわからない、知りたい要素を尋常じゃないぐらい持ってる
古田:ミリエの魅力は酔ったとき。
りえ:恵介モテるんじゃないですか。容姿いいし
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