徹子:アタシびっくりしたんですけども、誕生日が1日しか違わない。アタシが8月9日で、妹だってことで。生まれた年月は別としても・・・
ホフマン:very much younger
「裸のシーンはやらないでねお父さん、お願いだから」
「フック」の撮影の時に京都にスタッフ全員で行ったとき、末っ子のアリー(現在24歳)は3~4歳で。目を離したときに旅館のふすまや障子を全部破ってしまい、逮捕されるんじゃないかと思いました。、
子供は50歳、42歳、38歳、24歳???妻は18歳です(笑)普段もよく冗談言いますけど、これでも抑えてるほうなんです。
人生長くやってると非常にシンプルになります。
「新しい人生のはじめかた」
あれもかなり自伝的。私も離婚の後娘との関係を修復したいと思いまして。
母親に行ったり父親の元に行ったり。
最初の結婚の時私もそういうつらい経験がありまして。
徹子:恋の相手のような、お父さんのような感じがしましたね。拝見して。
ホフマン:私は今、黒柳さんのお父さんのような感じがしています。あなたがお若いので。
徹子: さっき(徹子の部屋を)38年やってると申し上げたら「私が子供のころからだ」と。
ホフマン:本当に黒柳さんは「カルテット」を象徴していますよ。好きなことをやっていて誰も止められない。素晴らしいことです。
ホフマン:とっても好きでした。難しい役ではなかった。僕は学校の時から「醜い少年」というイメージがあり、それをそのまま演じた。
徹子:ご自分の風貌にコンプレックスか何かおありだったんですか?
ホフマン:ありました。一番チビでしたし、でも鼻は一番大きかった。僕のはちょっと大きすぎませんか?
徹子:偶然なんですけど、マギースミスを舞台でやったものですから。私はオペラ歌手をやりたいと音楽学校に行ったんですが、なれなくて。
ホフマン:俳優がよければいいほど、監督業をやることは少ないです。ビリー・コノリーさん、ポーリーン・コリンズさん...楽しむのが大事です。現場では。シリアスじゃなくて。条件として、この4人以外は、実際の引退したミュージシャンやオペラシンガーを起用したいと言ったんですね。80代、90代で今は長く歌ってない方が現場に朝6時からいらして。スピリチュアルな体験もしました。彼らも思い出深い経験をしました。本当に演奏してるんですね。実際にトランペット走者は83歳だけど、30年前とまったく変わらない演奏ができます。ものすごく楽しいけど、フラストレーションはたまりました。低予算映画でしたので、毎日何かトラブルが起きるんですね。カメラが1台到着しないとか。(木々の葉を落とすシーンは)CGが使えないんですね。
僕のお金をもっと使えばよかったかな。監督として自分の技量を証明してないから低予算なんです。
90歳で初めてスカイダイビングやったのを、60代の子供たちが見ていた。そういう革命が起きてるんだと思います。それ、女性なんです。男性が今まで抑えつけてきたんですね。今は何でもできますから。