.net.amigoココログ跡地2007~

まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

徹子の部屋 ダスティン・ホフマン「カルテット」エピソード(後編・2013年放送)

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

徹子:アタシびっくりしたんですけども、誕生日が1日しか違わない。アタシが8月9日で、妹だってことで。生まれた年月は別としても・・・

ホフマン:very much younger

 
徹子:昨日は映画のお話とかいろいろうかがったんですけども、お子さんの話とか、いろいろ。お子さんはラブシーンやベッドシーンを好まないと。
「裸のシーンはやらないでねお父さん、お願いだから」
ホフマン:そういう脚本があまりなかったんですね。「小さな巨人」ではベッドの中で女性とからむのはありました。大勢のスタッフが集まってしまいまして。編集でうまく隠すからと言われ、監督に「君が全部ヌードになるんだったら、僕も」監督は脱いでくれずに去ってしまった。

「フック」の撮影の時に京都にスタッフ全員で行ったとき、末っ子のアリー(現在24歳)は3~4歳で。目を離したときに旅館のふすまや障子を全部破ってしまい、逮捕されるんじゃないかと思いました。、

子供は50歳、42歳、38歳、24歳???妻は18歳です(笑)普段もよく冗談言いますけど、これでも抑えてるほうなんです。

人生長くやってると非常にシンプルになります。

 

「新しい人生のはじめかた」


あれもかなり自伝的。私も離婚の後娘との関係を修復したいと思いまして。
母親に行ったり父親の元に行ったり。
最初の結婚の時私もそういうつらい経験がありまして。

 

徹子:恋の相手のような、お父さんのような感じがしましたね。拝見して。

ホフマン:私は今、黒柳さんのお父さんのような感じがしています。あなたがお若いので。
徹子: さっき(徹子の部屋を)38年やってると申し上げたら「私が子供のころからだ」と。


ホフマン:本当に黒柳さんは「カルテット」を象徴していますよ。好きなことをやっていて誰も止められない。素晴らしいことです。

 

真夜中のカーボーイ


ホフマン:とっても好きでした。難しい役ではなかった。僕は学校の時から「醜い少年」というイメージがあり、それをそのまま演じた。


徹子:ご自分の風貌にコンプレックスか何かおありだったんですか?

ホフマン:ありました。一番チビでしたし、でも鼻は一番大きかった。僕のはちょっと大きすぎませんか?

カルテット!


徹子:偶然なんですけど、マギースミスを舞台でやったものですから。私はオペラ歌手をやりたいと音楽学校に行ったんですが、なれなくて。

ホフマン:俳優がよければいいほど、監督業をやることは少ないです。ビリー・コノリーさん、ポーリーン・コリンズさん...楽しむのが大事です。現場では。シリアスじゃなくて。条件として、この4人以外は、実際の引退したミュージシャンやオペラシンガーを起用したいと言ったんですね。80代、90代で今は長く歌ってない方が現場に朝6時からいらして。スピリチュアルな体験もしました。彼らも思い出深い経験をしました。本当に演奏してるんですね。実際にトランペット走者は83歳だけど、30年前とまったく変わらない演奏ができます。ものすごく楽しいけど、フラストレーションはたまりました。低予算映画でしたので、毎日何かトラブルが起きるんですね。カメラが1台到着しないとか。(木々の葉を落とすシーンは)CGが使えないんですね。
僕のお金をもっと使えばよかったかな。監督として自分の技量を証明してないから低予算なんです。


90歳で初めてスカイダイビングやったのを、60代の子供たちが見ていた。そういう革命が起きてるんだと思います。それ、女性なんです。男性が今まで抑えつけてきたんですね。今は何でもできますから。