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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

サワコの朝 伊集院静 悩むが花(2012年)

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サワコの朝

この人にあいたい VS 悩むが花 
伊達歩伊集院静と分かったのはオトナになってから。
昔、夏目雅子の墓が防府にあり、手を合わせに行った。

 

阿川 この方がどうしてこんなに男にも女にももてるのか、お話を聞くともっとよくわかります。

伊集院 テレビに出るときはきちんとしようと。あなたのためなら。

  

記憶の中できらめく1曲

倍賞千恵子 さよならはダンスの後で

山口で父親がダンスホールをやっていた。ミラーボールが届いた日に両親が踊っているのを見た。父は贅沢だったが、母は恥ずかしそうにしていた。ダンスホールは熱気があった。めかしこんで、そこで会う。

 

母に「アナタには大学の4年生しか与えられてないから好きなことをしなさい」

美術以外はオール1だったが、石膏デッサンをやったりした。オール1でも作家になれるんだよ。子供のころ、父親が母親を殴ったので、蒔き持って襲っていったら4、5メートル吹っ飛ばされた。あくびして生返事したら、顔が飛ぶんじゃないかと思うくらいの強さでいきなりぶたれた。今も、タクシーの中であくびをすると謝ってしまう。

 

作家になって直木賞獲っても、父は仕事に反対した。正月は家族が全員集まるものだと教え込まれた。家のしきたりで生きている、事情を抱えて生きていく。まちがいもあろうけど、そんなことが大事なんじゃないか。

つらいことをどのぐらいの期間やったかが男として大事。

理不尽なことがないと人は世の中を学べない。

 好きな女は気の強いヒトばかり。公共の場でいうと問題があるからw

 

一生幸せにしてくれるって言ったでしょ?男は、そりゃ勢いに任せて言いますよ。

 

女は、あなたに尽くします、といったことは忘れてしまう。女のヒトと訴訟しちゃダメですよ。

芸者さんと暮らしていて別れるときに、家をせがまれた。

出版社にはギャンブルと女のヒトにまつわることしか金を借りたことがない。

お金を借りるときには相手の値踏みをしないとだめ。300万ぐらいとして「500万貸して」そしたら「300万円しかない」って貸してくれる。相手は後ろめたいでしょう。だからすぐ返せといわない。

 

コドモはおおらかで壁にぶつからないとダメ。

電車でコドモがゲームしてると(ゲーム機を)まっぷたつに割りたくなる。

 

父親が激高すると、声の大きい男はたいしたことないからデッキで話をつける。

 

妻がいるのに好みの女性から告白された

もう妻が好みじゃないのか。見る前に飛べ。会社を首になってもやってみる。職場のヒトに手をつけず、玄人に手を出せ。そんなことはハナから承知だろ、といえる。

 

上司から理不尽なことを言われるので、顔色を伺わずにものを言うには。

 トイレつれてって殴っちゃダメですね。やめてやる、というのは楽ですが、我慢して残る術を見につけなくては。

 

中学生の息子が不登校、ひきこもり

 アナタが用意した彼の部屋だからそこへ入る。行かなければ行かないでいいけど、学校へ行かなくてすむにはどうすればいいかを一緒に考える。不登校は意思があるからいいことだと思う。

相手に乗り込んで父親が殴られても「お互い負けてよかった」

ヒトに相談したことがないから、相談する気持ちがない。

 

ゴルフのキャディーさんにしか訊いたことがないね。

キャディーさんに「アナタが中学生の頃には、教科書の7割ぐらいに俺の作品が載ってた」と言ってもわかんないみたいだけど

マッチの「ギンギラギンにさりげなく」は僕が作ったんだよ、と言ったら、えええええ~(笑)

今、心に響く曲

「哀しみの終りに」前川清

震災のときに作った歌詞。


追記 2012.12.21 ゆうどきネットワーク 人生ドラマチック

前川清「男伊集院は 僕よりもすごい人生だから」

故・夏目雅子サンはCMディレクター時代に抜擢。7年間交際し結婚。209日間看病。
死別後、借金してまでギャンブルにのめりこみ酒びたりに。

黒鉄ヒロシ:男は人工物ですから 伊集院ぐらい強くてもこたえるのは想像に難くない。ふと思いついたのは阿佐田哲也。彼は人間の傑作。万能薬。いろんな意味のトランキライザー。人間薬。共通のマージャンもやりますしね。紹介というか偶然のようにチャンスつくって逢わせたんですね

四国の松山の競輪場へ行き、道後温泉~映画館。このときの出来事は著書「いねむり先生」

「一本ぐらい観ていこうか」映画のポスターがはっきりと見えた。ポスターの中で笑っていたのは2年前に亡くなった僕の妻だった。

色川武大さんの人柄に癒され立ち直っていく。

人は事故や病気で亡くなるのではなく、自業で亡くなるのです。悲しみというのは必ずめぐってくる。必要以上に落ち込むこともやさぐれることもない。普通に生きていけばいいんだよ。自分だけが特別なのではない。悲しいことや切ないことに遭うのが人生だ。彼女も若かった。もっとつらい人は世の中にたくさん居る。

そういう(身内が亡くなる)立場になるとはじめて声をかけられることがある。

一人ひとりがみな違った悲しみを持つけど、表に出して生きることではないとはじめてわかった。


酒とは違うのみ方をすべきもの。あとで気がついたが色川先生はナルコレプシー。でも表に出さず生きていた。
旅から帰って現場を見て「大事な時間を自分のために割いてくれたんだ」
ひととめぐり合うにはタイミングが必要。

 

 



篠ひろ子の実家は仙台。

「お母さん、心は折れないから」近年「心が折れる」多用