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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

プロフェッショナル仕事の流儀 佐藤義則(2012年放送)

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田中将大:兄貴的な感じでしっかりと接しやすくしてくださってますし、しっかり選手を見て 日々アドバイスをいただけるので、今の自分があるのは佐藤さんのおかげ 

星野仙一:あいつは技術を教えることには本当に長けてる。12球団ナンバーワン。あいつが行くとこ行くとこみんないいピッチャー出てるでしょ

きつい練習されたらホンマはむかつくんですけど、あの人は別にむかつかないですね。阪神時代は井川、日ハムでは武田久ダルビッシュ(当時)ミットより高く行かないようにそこから下へぐっと押し込む。横向きで投げる。厳しく言えば使える者しかいらない。

 

佐藤義則といえば奥尻島出身、漁師の次男坊。不惑でのノーヒットノーラン

ボールを離すポイントを10センチずらすように指導。いい時のフォームをインプットしないと、悪くなったときのアドバイスは出来ないね。
相手が信頼してくれないと ただ返事ばっかりでは。すべての投手の最もいいフォームを覚えている。

プロフェッショナルのこだわり 田中将大

結果を出している場合には わずかな修正が逆にピッチングを狂わせかねないが、フォームを直すことにこだわった。上半身の力に頼る投げ方は大きな故障につながる。1年かけて体に無理がないように変えた。修正後は背番号が半分隠れ、下半身主導のフォームになり、コントロールやスピードも上がった。

今から10年やるための準備をしっかりしたほうがいい、と話をしてから指導してるよ俺は。

この世界では何十年もやっていけないけど 家族をしっかり養っていけるように。

コーチは相手の10年後を見出さなければならない。

 

○4年目の菊池保則 まっすぐ戦う勇気を持て

はまったときのボール。「うぉぉ」ってぐらいいいボール投げるんだけど続かないんだよな。スピンとかは彼のほうが数段上だよ。質から言わせたら。いい投球が3球続かないのが課題。メンタル面も。

マンツーマンで指導していて いいボール投げたときの佐藤コーチの表情がすんごくよい。
大きなプレッシャーの中でどれだけ投げられるか。

○人生を決めた1ヶ月

76年のドラフト会議、阪急でのピッチングなど珍しい映像もちょっと流れ。4年目に打たれる試合が続き、当時の梶本監督はそれでも起用し続ける。
「投げても投げても勝てなくて グランド行きたくねえなと思った」

4勝13敗。シーズン終了後梶本監督からは「もう一度やり直そう」と電話。つきっきりで200球投げたことも。

「コレなら15勝出来る」と言われたが実感はわかなかった。

が、コントロールだけでなく持ち前の球威も上がり、最多勝最優秀防御率そして最年長でのノーヒットノーラン

 

○コーチになって最初の教え子は戎信行。

現在は三宮駅前のラウンドワン支配人。ほぉ。僕らが結果でなくても見捨てなくて ちゃんと見てくれる感覚はあった。

佐藤さんいてなかったら なにやってるかわからないくらいの存在ですから ほんまに感謝してます」
梶本監督との出会いは財産。

○15人の投手の中から3人2軍へ。

決断が1投手の人生を左右する。戸村は1軍へ、高堀は2軍。高堀の潜在能力は誰よりも知っているが その上で下した決断。