クマさん(篠原勝之)、藤子不二雄A、タモリもインタビューに答え。
ドキュメンタリ+ドラマ。不思議な感覚。
ウケる為には死ぬ。
死んでまで笑わそうとするんだから(タモリ)
ひみつのアッコちゃんの原案、ほとんどが奥様だとか。
モコちゃん=登茂子夫人なのね。
ママは、私の前でパパの悪口を言わなかったが
いちどだけ、泣いているのを見たことがある。
家庭サービスの余裕も気持ちもなかった。
面白いものに命がけですから。(りえ子さん)
8歳のときに離婚。
りえ子さんが14歳のとき「まだ、アレの関係じゃないんだけど」と
紹介されたのがスタイリストで後妻になる眞知子さん。
奇妙なんだけど憎めないんだなぁこの友情。
でもって、国生さゆり(前妻=「もとにょう」)も黒谷友香(後妻=「いまにょう」)も
すんごい自然。
幻覚にむかって叫ぶシーンは短いけど怖かった。
「すいませーん、きこえませんがー」って。
赤塚サンは誰が演じてるのかと思ったら、池田鉄洋。
役作りのために太ったのかな。似てたよ。
浅野忠信もよかったなぁ。
自分がウイスキー空けといて菊千代のせいにするんだもん。
「何かしてあげるのが嬉しくて仕方ないの」 眞知子さん
里中満智子「計算がないから 失敗したこといっぱいありますよ。
計算づくでなく生きていけたらいいんですが。生まれっぱなしでね。
いちど酒のぬけた状態で会ったことがあるんですが
『オレ寝返り打ったときにね、隣に眞知子がいなくて。
ベッドの下で寝てたんだよね。それ見たとき 必ず元気になろうと思ったの』
って言ってました」(大意)
アメリカでこん睡状態の人が10年ぶりに回復した記事を見ながら
泣く眞知子さんに「バカだけど きっと見てるから」となぐさめる登茂子さん。
でも過労から眞知子さんはくも膜下出血で倒れてしまう。
車椅子でパパを連れて行って
手と手を重ねて
さようならって・・・
「パパを 今の病院の今の病室に ずっと入れておいて欲しい
遺産はりえ子に。社長となって不二夫プロを存続させてください」
眞知子さんはそんな遺書まで書いていたとは。
2008年。登茂子さんの亡くなった3日後に赤塚さんも亡くなり。
「3人ともかたちはちがっても 思い切り好きなものに突っ込む。
そこにはなんの計算もない。それを学んだと言うか
教えてもらったと言うか」
あの、ラストに流れた「これでいいのだっ♪」は矢野顕子かな。
一気に見ました。
録画していたので日を改めて書き直すかも。
終盤に向かってちょっとうるっときた。