長男の結婚
「男ってのは事後承諾でしょ」
「ワカンナーイ」
「あ、いちばん言っちゃいけねぇ話題だったな」
「ワタシの場合は契約が終わっただけ。無事終了」
「(不満は)ありません」
終わりがはっきりしている。
たまたま負けて終わったけど。
次の日から完全に自由でしょ。
○記憶の中で今もきらめく曲
そういうのだいっきらい
そらワタシの歌しかないじゃないですか。
「サムライ街道」
ふぐ酒飲みに行ったら、隣の人が作り方わかんなくて
作ってあげたら、それが音楽関係の人だった。
本人は断ったのに、奥さんが乗り気になり
ロッテ→中日へトレードのさなかにリリース。
動画がない・・・
47日間スポーツ紙の1面を飾り続けた。ギネス申請したらいい。
一度男に生まれたからにゃ なにかやらなきゃもったいないぜ
前にはだかる 艱難辛苦
そこどけそこどけ 男が通る
度胸免状の おれがゆく・・・
サビの部分がもろ小林旭。
○オレ流の原点
契約社会なんだから 人になにを言われようが
べつにいいや 笑われたって最終的に責任取らなきゃいけないのは自分だから
自分のやりたいようにやって
失敗したらやりなおせばいいじゃない
それを中途半端に人の意見取り入れて方向転換したって
ああ、あのひとはこうやったんだから失敗したんだよって人は誰もいない
要はあなたは自分の責任の下でやってだめだったんでしょ
だったらやりたいようにやったらいい。
○FA制度をいちばんに行使。
いつも最初は奥さんが乗り気。
すべて向こうに任したほうがまちがいがないから。
なんにもないところから造るってのは、オレにその才はない。
ウチの女房、あの人が男だったら総理大臣になってたかもしれない
○長嶋巨人での3年間
3年でよかったと思います。
長嶋さんがどういう人なのかわかりましたから。
ああいうひとです(笑)想像してください
本当に見たままの人。わたしらには想像のつかないことを考えてる人。
たいへんでした。
ひとことでいうと、1試合も負けたくない、全勝したい人。
ところが戦力削ってどんだけこの試合勝てないよなってやつでも
どんどんつぎこんでいく人。
発想が「一生にこの1試合しか見れないお客さんもいる。
負けていても見に来た人が満足して帰っていかなきゃいけない」と思ってた人。
オレにはその発想はない。絶対無理。
ぎりぎりの戦力で勝とうと思ったら戦術を練らなきゃ。
みんながみんな監督のためにとは思ってなかった。
野球界ってそうですよ。
(自分の育てている選手に)好かれたいって気持ちもさらさらない。
チームワークはいらない。
○監督就任時の中日、退任前の中日
誰が見ても戦力がないチームでも
監督が「優勝する」って言わないチームの監督はやらしたくない。
誰がそんな奴についていく?
練習しないチームだったから、普通のことをやってたら勝てるチームじゃない。
その原因を作ったのはワタシだったかもしれない。
野球界の給料に関してはオレ。
選手はものを言う商品。妥協しない。
でも1日6~7時間の練習で、脱水症状で倒れる選手もいた。
練習したほうがうまくなっている。だから就任1年目が勝負だった。
選手に好かれるのは俺の仕事じゃない。
勝つためにどういうチームを作っていくかが俺の仕事。
うまくなるのが選手(の仕事)
どうやってまとめて勝つのかが仕事。
やらない奴に限って能書きたれるんだ。
やったやつは報われる。
練習はだいっ嫌いです。
やらなくてうまくなるのならこんないい世界はないけど
やらなきゃうまくならないことも知っている。
落合は練習やってないと思わせた時点でワタシの勝ち。
要は結果がすべてで、練習を人にさらけ出す必要はない。
やめる頃になったとたんに選手が自立した。
オレは選手をほめなかった。がんばった選手は認める。
オレが思ってるところまでは来てなかった。
選手をほめることもけなすこともしなかった。
どっちもマスコミは使わず本人に言う、と約束した。
優勝したときは褒めた。やっと一本立ちできるな。
でもコレをもうちょっと早くしてもらいたかったね。
理想は8回優勝したかった。4回負けたってのは不満。
でもコレが現実、監督のせいなんだな。選手は首脳陣の顔色見てるから
自分の本性は見せなかった。
三振してもいい、バットぐらい振れと思っても顔色変えたら
なおさら打てなくなる。
ベンチ裏でお茶のみながら冷静になってまた戻ってくるの繰り返し。
「飯食いに行くときは言えよ」っていったけど
おれんとこの電話番号知ってる奴はいない。
せっかく今の体制になってるのにじゃましちゃ悪い。
○今、心に響く曲
そんなのねぇよ、といいつつさっきの3番を。
こんなのはじめてw