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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

徹子の部屋にメリル・ストリープ(2012.3.15)

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着物姿の徹子さんが「メルリ」と紹介しているように聞こえる。

 通訳は戸田奈津子さん。

 「鉄の女の涙」では本当にサッチャー首相のようだと。

 主演女優賞はショックだった。何度もノミネートされていくんですけれど、手に何も持たず帰ってくることが多かった。今回もそうだと思っていたから、名前を呼ばれてびっくりしました。

 ビオラデイビスとはとても仲がよく今回もノミネートされていて、2年前も共演した。私の体の半分は、彼女にとらせたい気持ちもあり、とても複雑でした。気持ちの整理が難しい。

 周囲のサポートでここまで来て、(受賞まで)何年もかかっているので。

 

ソフィーの選択」からずいぶん経つんですよね。今回もらったときに、ご主人にキスしてらしたでしょ。すっごい素敵なご主人でびっくりしました。彫刻家でいらっしゃって、お子さん4人を育ててしかも長いロケはしない。週末はうちにいる。家庭中心の生活でこれだけ賞が取れるのはすごい。

 

皮肉なんですけど、世に働くお母さんなんていっぱいいるじゃないですか。俳優というのは恵まれていて、4ヶ月5ヶ月仕事しない、失業するので働くとはいってもずいぶん楽なんじゃないか。

 

英国アカデミー賞のとき、まず靴が脱げてつんのめった感じで、その靴を取ってくださった方が前年の受賞者。あの方は恋人役もなさったんですよね。(←コリンファース)

 

サッチャー首相を演じて)この役は二つの部分から成ってるんですね。我々が知ってるサッチャー首相。英国ではいちばん長く首相をやっている。権力の頂点にいた彼女。もうひとつは、現在86歳で認知症になって引退している々が知らないサッチャーさん。その二つを合わせて一人の人間に作り上げる役作り。

 

なぜ米国人が英国人を演じるのかと言っていたひともいるが、ご覧になったかたがたがみんな絶賛した。嬉しいことじゃなかったですか。

 

彼女の歩んだ世界はアウトサイダーだったわけです。食料品店の娘だった。オックスフォードに奨学金で行って、そういう人が首相になるのは例がないこと。バリアを突破して行った。彼女はすばらしい女性で、いかに鉄の女、タフだったかと言うことはみんな知っている。

 

サッチャーさんらしい英語を身に着けたのはすばらしかった。

 

チャーチルはよく泣いたんです。サッチャーは涙は見せられないという独特のスタンス。

 

むむ、サッチャーさんが徹子の部屋に出たなんて知らなかったなぁ。91年、65歳の頃ですね。

「何をやっても批判され非難される。政治の世界にいると言うことはいつも銃でやられるようなもの。反撃もしなければいけないけど、あんまりぴりぴりしてもよくない。安心でき慰めてもらえる家庭、家族としての助け合いがありました。」

※知らなかった。すごい昔だよね。

 

12歳の頃、母が国連に連れて行ってくれたので通訳にもなりたかった。同業者がいろんな役を演じたかったら世界を見なきゃいけない。文学もしアートもし、ニューアイディアに自分をさらすことで創造する力がつくから勉強は必要ですよ。

働く女性はいろんな面でたいへんです。ソフィーの選択」の時にはいろいろたいへんだったので、料理人を雇いましたが。

ご主人の彫刻が日本に三つあって(←北九州市立国際村交流センター「ハウス・オブ・ミュージック」「ユニオン」 ダン・ガマー)
穏やかそうな素敵な旦那様だと思いました。芸術家はぐちゃぐちゃな人が多いんですが。あたくし父がバイオリニストなものですから「ミュージック・オブ・ハート」を見て この方は弾けるなと思って。首が疲れちゃうんですよ。

02年、シカゴの大学にサッチャーさんが来てレクチャーを聴いて感動しました。45分しか話さないって聴いたのに、1時間半、ちゃんと質問もお受けになって。ますます力がみなぎってくるのがわかる。政治感は私とは違うけど、畏敬の念を感じました。娘が10歳の時にバースディパーティをしたのが9・11
なんとかHAPPYにしてやろうと出たのが「マンマ・ミーア」