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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集

BS 立川談志追悼番組 100年インタビュー 談志が死んだ

2009年 プレミアム8:渡辺(黒田)あゆみとの「100年インタビュー」より抜粋

胎児はオールマイティーだけど
哺乳瓶で飲めとかいわれる。

 

おなら、げっぷは習わなくてもできる。
息を吸え、とも言われないでしょ。
(病後は)成り行きだなんていいながら
ひとりになるといらいらいらいらして。

学校の先生は「神風が吹く」なんてうそばっかりついて 

家元は昔、修学旅行に行かなかったと。

幼いのに、周りがみえてる。
落語ができるガキは「これやばいぞ」って思うといい子になって
鉄くず売って寄席見にいったりして。
映画にいくわけにもいかないし
職業野球、本を読む・・・落語が一番性に合ってるのかなぁ。
笑わせることが好きだったのかなぁ。

古典落語にギャグを入れたりしているうちに
人間の業を肯定するとか。
古典落語を邪魔してないんだ。
ぺんぺんぐさってわかんないだろ?
三味線の材料になるんだ、とかね。

勝手にしろって態度をとってみたりね。

粗忽長屋。俺の感覚に「大根おろし」が合ってるんだよ。
・・・努力って言うけどね、努力じゃねぇんだよ
やらないと不快になるからだね。

広島の衣笠がバット振ってないと不安になるだろ。
やってないと不安、言葉を変えると「やりたい」
「やるな」といわれてもやる。

そんなもんじゃないですかねぇ。

(幸せの基準は)うそをつかない。

子供のころ寝返りを打つと 親の腹の上に足が乗って
そういう家だったんだよ。

生意気とはいったい何なんだと。

二つ目か前座のころか「修業ってどんなものか」と聞いても
誰も答えてくれなかったけど 
都家かつえさんが「アプレ(ゲール)だねぇ」って。

おれに帰属なんてしてる人間は甘ったれてるよ。

引退なんてできないんじゃないかなぁ

未練・・・未練かなぁ

ギャグを考えたりして自己を忘れてるときはいいんですが

ひとりになるとどうにもならない。

トイレのときも落語が浮かんでくるのか 浮かばないか

自分が あまったれなんかなぁ。

体力気力がない。

先がないんだから弟子がいなくなると不便でしょうがないから

新弟子を取った。

志の輔はわかってるから

俺の持つ狂気とかイリュージョンはできない。

勉強と言うか やらないねぇ

裸体になる。

たけしはできる。鶴瓶はいわれなくても晒す。

太田はどうかなぁ。三枝はやらねぇな

追悼番組、というけれども先日のBSと同じで

生前の出演番組の放送である。

(←あれは「プロフェッショナル仕事の流儀」だったかな。それと番組の最後の

”談志さん、長生きしてください”ってナレーションが切なくて泣けた)

よくある、ゆかりの人々が語るってのとちょっと違う。

なんか、いまでもどっかから師匠が出てきそうな感じがする。

死後すぐに記事として書かなかったのは

多忙以外に絶句してしまって書けなかったから。

インタビューというよりながぁい人生論と落語そのものの融合を

じぃっと聞き入ってるような感じ。

渡辺あゆみアナウンサーは

師匠を気持ちよくしゃべらせることに成功して

うまいなぁ

実はうちの父親も昭和11年生まれで

何度も入退院を繰り返し 先日退院したばかりだ。

談志師匠の最後は要介護5と認定されたとか。

立川雲黒斉家元勝手居士

坊主に戒名を決めてもらうなら自分のほうがいいか、と。

100年後 こいついったい何を言ってるんだろうと

人間の思考が変わってくるかもしれない。

そう思って聞いてくれればありがたい

ことによると生きているかもしれないよ、おれ。

追記(12.4)

「談志が死んだ」は生前「自分が死んだらそういう見出しにしてくれ」

と希望したもの。

4日16時の放送「談志が死んだ 立川談志が愛した落語と仲間」も

「芝浜」を放送したり、なかなかよいです。