局側が考えたのか、さだまさしの思いつきなのか、
佐渡裕さんは「いいんですかね」と言ってたので彼じゃないと思うが
番組タイトルの安易さはこの際置いといて。
9月30日、兵庫芸術文化センターで、生で堪能できたアナタは幸せ者です。
地上波版は、トーク部分に時間を割いて編集しているので
実際よりも短い放送時間なのが残念。
どうやらたっぷり3時間あったんだそうです。
さだ「震災後、佐渡さんから電話がかかってきてね。
音楽は無力だーって、泣くんですよ。え~んえ~んって。
僕の歌で元気になれるなら」。
早朝から弁当作ってて疲れたので、ぼ~っとしながら見ていたが
確かそんなことをMCで言っていたと思う。
スーパーキッズオーケストラは小3~高3で構成されているが
「パッサカリア」の迫力は画面を通しても伝わってくる。
そして30年以上経っても新鮮な気分で聴ける「道化師のソネット」
2部構成なので
ダイジェストだと思って楽しめばよいのだが
「主人公」「いのちの理由」「案山子」までには
当然何曲か演奏がありまして。
渡辺俊幸は「案山子」一曲のためだけに登場。
さださんは生まれて初めて歌詞を間違うし、佐渡さんの歌声も貴重で。
二度と見られぬシーンかも。
診療所に集まる人は 病気だけれども
少なくとも心は 僕より健康なのですよ 「風に立つライオン」
国際医療ボランティアであった、長崎大学病院の医師の実話をもとに
つくられた作品だそう。
ラストナンバーは「ローマの松」より「アッピア街道の松」。
そして観客と「ふるさと」。
・・・これ、BSで完全放送できないのかな。
追記:演奏曲目、調べてみました。
第1部 演奏:スーパーキッズ・オーケストラ
バッハ:G線上のアリア
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲より“パッサカリア”
いずみたく/永六輔:見上げてごらん夜の星を(共演:さだまさし)
【第2部】演奏:兵庫芸術文化センター管弦楽団
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナより“間奏曲”
主人公(共演:さだまさし)
いのちの理由(さだまさしソロ)
案山子(さどまさし さどvo,fl まさし vo.g)
テレビじゃ流れませんでしたが「見上げてごらん夜の星を」は聴きたかった。
さだアレルギーだけどクラシックファンとか
さださんもさどさんもどちらも嫌いという人が
偽善企画なんて言いまくっているが
嫌いなアーティストがやれば全部偽善って考え方は変。