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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

BS ザ・ヒットメーカー アイドル伝説 千家和也の世界。

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彩木雅夫:「なみだの操」作曲:文芸作品みたいな作詞家がいるんだ

野口五郎:メロディーから出てくる言葉を察知なさる

前川清:普通じゃないですからね。だから面白い

知らなかった。バックのジャケ見てたら「魔女っ子メグちゃん」も千家さんの作詞。

とにかく千家さんっていえば百恵ちゃんの初期~「パールカラーにゆれて」までのシングル14曲、(アルバムも含めると77曲!)の詞とか、三好英史「雨」

昭和40年大学に入学したものの、勉強することに意義を見いだせず7年。

ふと耳にした菅原洋一「今日でお別れ」に衝撃を受け、作詞したなかにし礼に弟子入り。

「僕の100枚分が5行ぐらいで終わっちゃう」

デビューは1971年。小山ルミ「さすらいのギター」作詞方法は 渡されたメロディーを聴きながら小説の様なひとつの物語を作り、それをもとに詞を書く。できあがったのが奥村チヨ「終着駅」

スタ誕の山口百恵を見て「大物になる」と予想。

麻丘めぐみ「芽ばえ」のPV。「わたしの彼は左きき」を書くときはスランプ状態だったとか。歯ブラシを持つ手が左だったことにヒントを得たそうで。「左きき」ブームで商品も売られたって?(→人気ナンバー1は「はさみ」)

麻丘:曲のすごさみたいなものを感じたけど、私小説のような感じで女の子の映像がワーッと浮かんできて「え、なんで男の人なのにわかるの?」って、悔しいけど大好き。

この曲は、14歳の頃の山口百恵、82年に新井薫子もカバー。知らなんだ。

僕の心を乱さないで 君を不幸にするだけ 僕の涙を誘わないで 間違いが起こりそうさ「君が美しすぎて」

野口五郎:この4行、すごくないですか?

山口百恵との出会い

僕は基本的に相手に会ってみないと詞を書かないんですが、スタジオの隅でセーラー服を着て かばん持った女の子がちょこんと座ってたんですよね。スタッフが入ってくるまでの10何分間、お互いに知らないままずっといっしょにいた。
青い果実の時流れていた「スポニチクリエイツ」の映像は「スタートピックス」に似てる。「青い果実」はロシアのコサック兵みたいな曲調なんですよ。都倉さんの譜面見てたらこういう歌詞が万年筆から出てくるんです。(時代のちょっと先みたいなものは)意識してません。

評論家の方たちはそうおっしゃるんですが、意識したらうたなんて書けませんよ。先ほども言いましたけど 書きたいことを書きたいように書くんです。

詞をもらった時の衝撃を「蒼い時」に綴っていた。紅白初出場の「ひと夏の経験」VTR。

きちっと明るく歌っているから 嫌らしく聴こえない。「冬の色」で路線変更。歌い方も変わっています。この歌を好きだから変えたんでしょうね。

キャンディーズの作品も多くて「その気にさせないで」「年下の男の子」が流れ。

んん?西川峰子「あなたにあげる」もそうか。

 

いったい何曲書いたかはあとでウィキで見てみよう。(参照

どうやら具志堅用高も「拳」という歌をリリース。おおむね80年代よりも70年代が多いですね。立川志の輔に顔が似てるなぁ。

うちの坊主が大人になる頃、秋元康特集とかつんくの世界とかやりそうだBS。

追記(2012・1・28)
再放送に伴ってまたアクセスが増えている。ありがとうございます。

百恵ちゃんのデビュー曲「としごろ」は彼女そのものだと思って書いた。曲先なんですね。「歌は書きたいことを書きたいように書く。初恋の女の子の世界」

2019.6.26追記
2019.6.13 73歳で死去。