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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

Eテレ ココロ見「堂本剛 聖地・熊野へ」

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永井一郎のナレーションに乗せて。

堂本剛、いざ、心の旅路へ

参詣の道 熊野古道

いまやったら、ケータイ見ながらとかなんか時間つぶすんやろけど

これを歩いて来たっていうのはすごい執念

目指す意味とかそこに思いをはせる理由がないと

人は歩いて行けない

大滝のナチュラルなリズムとサウンドに人生を重ねた

自分は自分らしくあればいい と 思いたかったり

 

熊野那智大社

那智の滝舞(滝に感謝をささげる舞)

待ち受けていたのは「滝の達人」 高木亮英副住職。

那智四十八滝という滝の行を復活いたしまして。

修験道(日本独自の宗教。明治5年に廃止されていたものの復活)。

高木さんと四十八滝のひとつ、37番陰陽の滝へ。

滝の流れを見ていると疲れが取れるような。なんだかすがすがしい。

冬場 ここで水ごりを45分。 肩まで水につかりましてね

一心不乱と申しますか 体をぶるぶるとふるわせて

いろんな人間の煩悩 迷いとか苦しみを払いのける

大自然の力を得てふるい払う

滝って 最初すごい怖いんですけど

やさしく受け止めてくれるというか

 

ここで迫力ある九字護身法。

9文字からなる呪文を唱えて災難を避け身を護る方法。

あれだけまっすぐに自然と向き合うと感動しちゃったなぁ

お悩み問答ココロ見

なぜか悩みがおみくじに書かれてガチャ玉の中に。

妹の行動が最近怪しい、という19歳男性

「心配はほどほどに 中道で行きましょう」 ふむ。

まずは自分らしく生きるって

それこそ禅問答だな

デートがしたいだのなんだの

若い人の青い悩みばかり取り上げてるなぁと思ってたら、

43歳にして「もう誰も愛せない」という男性の悩みをひいてしまったり。

台風の眼の中にいるような

周囲がワーワー言っても自分はその先が見えている、とか。

待てば恋路の日和あり、って言葉が深いね

 

次は東正直さん(81歳)伝説の木こりに会いに行く。

与作を思い出してしまった。

最初に彫ったのは25年前。

一緒のものは一つもない。

気に対して恩返しのつもりで仏像彫ったったらええなと。

「100までおいしいもん食べたからええよ」と102歳の婆ちゃんが言うたらしい

これが人間の往生やと思うてな、と。

でもこの番組は人を成長させるカギを握ってるような

悲しみでさえも自然を使って洗い流す

年長者との出会い以上に

番組内のつぶやきが堂本剛語録のようなありがたさ。

見ているとほんとに癒される。

追記:本日(8月31日)22時からEテレで再放送。

見るにはちょうどいい時間帯でよかった。

(追記2:9月7日)

台風12号により被害が、「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する

熊野古道沿いの社寺にも広がっているとのこと。

巨岩と大木の流れ出た那智の滝の写真が新聞に載っていた。

想像を越えた被害に胸を痛めています。