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まとめ・文字起こし+ココログ過去記事集。

ミュージック・ポートレイト 村山由佳×今井美樹

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ナレーションは松任谷正隆。

村山由佳の10曲
「puff」PPM
「なごり雪」イルカ
 
中学生で初めて買ったレコード。セイヤング聴いてたら流れてきた。さいしょ、少年が歌っていると思っていた。 初めて書いた「ぼく」っていう1人称の作品はここからきているんじゃないか。
「ならず者」イーグルス 
いい子でいることによって 何かからまぬがれている。

作家になるまで職業を転々。
不動産会社~塾講師~有線放送アナウンサー・・・
25歳で結婚。いなかぐらし。
書き始めたものの最終選考まで残らない日々。
自分に合わないものを書いていたから。

「永遠が終わるとき」今井美樹
(おとなの女が一人で立つってことは)
すべてに自分で落とし前をつけるっていう覚悟がこの曲にはある。
やじるしが「あっち」って指し示してくれてるような。 
 

「シェイプ・オブ・マイ・ハート」スティング

「純愛小説作家」ってついた枷を 私自身が枷(かせ)と思わずに
もっと広くとらえたらいろんなものが書けるんじゃないかしらって
「レオン」みて初めて開眼したっていうか
この曲聞くたびにきゅーっとする。

「涙そうそう」

村山さんは紅白歌合戦審査員だったのか。


結婚相手のお父さんが事故で亡くなって
賞を取ったのをみていなかったので
審査員席で「涙そうそう」を聴きながらこりゃまずかろう、というくらい泣いた。
夫との意見の対立が原因で小説が書けなくなった。
新しい分野が書きたい

(←人間のどろどろした部分とか、人が書きたくない部分とか、自分の臓物引きずり出して書くみたいなものを作りたかった)

恋愛小説を書いてほしい(→今までの読者を裏切るつもりか、と)

夫との対立,42歳で離婚。

BON JOVI「ALWAYS」

お前金持ってないだろー、と金庫の金を持たしてくれて
泣きながら「自由だー」と高速走ってる時にかけてたのがBON JOVI
考えの食い違いというのは平行線で妥協も接点もないもの.

アンジェラ・アキ「This Love」
ひとりぐらしをして、15~6年ぶりに恋をした。
心の底から救ってくれるような恋もあり また書いてやろうと。
自分が女であることを久々に思い出して。

男の自分も必要だったんですよ 強くならなきゃって
女一人ピアノを弾いてライブしているアンジェラさんが
彼女には彼女の葛藤があるだろうけど まるで軽やかに自然にしてのける
その姿はあの時期の指針だった。

綺麗事を書かないために自分でしるしをつくった(→足首のタトゥーね)

「手をとりあって」QUEEN

「エンジェル」サラ・マクラクラン(→人生の最後に聴きたい歌)

 

今井美樹の選んだ曲:
今井:我が家は 家電も置いてた電気屋だったのに、だんだん父の趣味みたいに オーディオだけに絞ってきて(宮崎県高鍋町で)そんな偏ったことしてて。車の中でいつもジャズがかかってたんですよ。子ども心にすごく楽しくって 華やかで おとなの世界の音楽だった10歳以上も年の離れた兄がいたので)幼稚園の頃から ボブディラン。 

「オン・ア・クリア・デイ」(オスカー・ピーターソン)

「アメリカ」(映画:ウエストサイド物語)

「手のひらの東京タワー」(ユーミン・アルバム:「昨晩お会いしましょう」) 

 

陸上やっててスポーツ少女だったりしたんだけど、中3から高3まで一気に反抗期の嵐が来ちゃって。なんのスイッチが入ったんだろうと思うくらい。顔を見るのも嫌になって。本当に音楽に胸を焦がす。何かの憧れみたいな。切なくて愁いを帯びてた 翳りに救われたような。

 

「プロミセズ」(バーシア)

音楽によって さも自分が東京に暮らしているのにふさわしい女性に慣れてるような錯覚に陥る。

 

「泣きたかった」今井美樹

音楽にすごく思いがあるのに 言葉が出てこない。
苦しくって、夜中に帰ってきて カップラーメンのお湯沸かしながらぽろぽろ泣きだして。涙が出たら楽になった。やっと好きなことが見つかったから一生懸命やろうと。

 

ユーミン、バーシアのエピソードは、もうずいぶんまえのNHK-FMでしゃべってた。

GUITAR LOVES YOU 布袋寅泰 

陰りって言うんですか こんなにフェミニンでロマンチストでナイーヴで。
このひとだったらきっとわかってくれるにちがいない。
「音楽で彼女を解放してあげたい」

「ドント・スモーク・イン・ベッド」kdラング

彼女のまとう音楽があたたかくて 精神安定剤のように聴いていた。
結婚2年後に子供が生まれて
自分の中にあたらしい音楽が全く入ってこないのに
いまはこれです、と出さなくてはいけない。
君に似合うものを作るから、と布袋さんは言ったけど
それはそれで 苦しかったです。
わたしはなぜこんなに音楽することが苦しいのか、と。

 

「アイヴ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン」ダイアナ・クラール

「PEACE OF MY WISH」

「ラブ・ミー・テンダー」カエターノ・ヴェローゾ

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